「一緒に帰ろう?」
あの夏の暑い日、俺は前から気になってた君と並んで帰った。
夏休みの途中だから、すごくきれいな向日葵だったね。
『この向日葵、まぁくんみたいだね。』なんて言って君は照れていたね。
その笑顔がとても可愛くて明るくて。
この向日葵は俺じゃなくて君の花だと思ったんだ。
だんだんと冷たい風が吹いてきて。
次の季節がやって来た。
無情にも過ぎ去って行くあの楽しかった日々。
ねぇもう戻れないのかな?
俺といるときはなんだかうつむきがちで。
そんな様子が気にはなったけど、ガキすぎて。
君になんて声をかければいいかわからなかったんだ。
ある日君は前髪を切ってきた。
『切りすぎたから見ないで』なんて言って、その髪の毛を押さえてうつむいた。
そんな君の残像が今でも脳裏に焼き付いているよ。
からかったけど、本当はかわいいよって言いたかったんだ。
君は『寂しい』『会いたい』なんて言ってくれなかった。
でも俺から「会いたい」って電話したらすごく嬉しそうな声になっていたのを覚えているよ。
もっと会っておけば良かったのかな?
あの日『サヨナラ』って言った君の腕を思わずつかんでしまった。
君ともっといたいんだ。だからあの日、俺は「俺のとこに戻ってきて?」なんて言っちゃったんだ。
涙目になった君とのファーストキス。
君の足が震えていたことぐらい気づいたよ?
でも君は強がっていたから。俺は気づいてないフリをしたんだ。
そんな光景ひとつひとつに心のシャッターを押して。
俺は忘れないように胸のはしっこに刻み込んだんだ。
ある日君から久しぶりにメールが来た。
『あなたのところに戻りたいの。今から会いに行ってもいい?』
「もちろんだよ」って返信を返した1分後。
「来ちゃった。」
目の前にはキラキラ笑顔の君。
「ずっと待っていてくれてありがとう。
これからは思ったことをまぁくんに言うね?今まで素直なかわいい子じゃなくてごめんね?」
そんなことを言ってあのときみたいにうつむく君。
だから俺は満面の笑みでこういう言う。
「おかえり。」
「あの夏の間の君は本当に幸せそうに笑っていたよ。
少なくとも俺の目にはそう見えていたよ?」
思っていたことを君に話すと君は目をうるうるさせて、
「よかった…。」って呟いた。
だからもう君と離れなくてもいいように。
「〇〇、俺ともう一回付き合って。君の笑顔も泣き顔も、意地っ張りなところも全部好き。」
って言った。君はついに号泣して、
「こんなあたしでよかったら、まぁくんの彼女にもう一度してください。」
っていってくれたから。
優しくキスをした。
あのときみたいに背伸びしたきすじゃなくって。
背丈のあった俺たちらしいキスを。
こんあいば。プートンです。
なんだか相葉さんsideも書いてみたくて書いちゃいました。
せっかくなんでハッピーエンドにしようと。
彼女、やっと決心してくれたみたいです。
自分で書いててよかったなと。笑
自由気ままにこれからも書いていきます笑
それでは、また。
