もしもボックスなカンフー映画 | Whoops!カズのお気楽れんらく帳

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エブリシング·エブリウェア·オール·アット·ワンス


2022年アメリカ

監督:ダン·クワン、ダニエル·シャイナート

出演:ミッシェル·ヨー


見事にワケのわからん映画だ。マルチバースとかパラレルワールドとか理解してないと置いてけぼりを食らって、途中で投げ出してしまうかも。


俺はMCU見ているし、ドラえもん世代だから日常で起きるSF騒動には耐性かあるし、何より「ジョジョの奇妙な冒険第7部スティールボールラン」のラスボスのスタンドが同じ能力だから(バクリ?)、混乱なく見る事ができた。それでもぶっ飛んだ展開には大分面食らったが。


だが、それさえクリア出来れば内容は随分と単純な話だ。要は母と娘、親子の世代断絶と葛藤が、相互理解に至るまで。何処の国でも誰でもある普遍的な話を、宇宙と人類と税務署を舞台に描いているだけの話なのた。まあなんて大げさな。


そこに世界最強ミッシェル姉さんを起用してカンフー映画も取り込んでるとは欲張りな。この監督とは趣味趣向が合いそうだ。数々の奇想天外に振り回されながら、ラストはほっこり大団円。なんとなく感動までしてしまう不思議。確実に客を選ぶ作品だが、親子関係て悩んでいる人は、まず藤子不二雄をクリアしてから見てもらいたいです。


大洋劇場2  20230501