ジェイソンボーンじゃないんだぞ | Whoops!カズのお気楽れんらく帳

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007  ノータイム トゥ ダイ


2020年イギリス

監督:カリン・クサマ

出演:ダニエル・クレイグ


俺にとっての007といえ娯楽の王道。そりゃ凡作もあるけど、いつ見ても観客を楽しませようとしてくれる、絶対の安心ブランドなのだ。なのにいつからこんな、忙しない映画になったんだろう。


涼しい顔で世界を救うのがジェームズ•ボンドってもんなのに、自分の身の回りのイザコザに追われて必死に右往左往。やたらと銃を撃ちまくり殺しまくりで秘密兵器も控えめ。おまけに妻子まで出来たんじゃ、美女と遊ぶ暇もない。こんなの007じゃない!


もともとダニエル•クレイグに合わせて、最初からこの方向で話を進めていたんだろう。「スカイフォール」の成功もあったし、時代に合わせて変わるのもこのシリーズのいいところだけど、初心忘れすぎて別ものになっちゃいかんだろう。本家がジェイソンボーンの真似してどうする。


まあ次はリセットされて新しいボンドになるだろうから、そっちに期待したいものです。そんな中で唯一楽しませてくれたのが我らかアナ•デ•アルマスちゃん。キューバでの大暴れは期待以上で、こういうのを見たいんだよ!ノミとコンビを組んだスピンオフの方を作ってほしいな。


キャナルシティ 20211027