2017年アメリカ
監督:カイル・バルダ
声:スティーヴ・カレル
つまらん。何がつまらんって、怪盗グルーが怪盗じゃない!いくら家庭を持ったからって、簡単に法の執行側に寝返るとは何事だ。世界一の大悪党になる野望はどうしたんだ!ルパン三世が刑事になって何が魅力的だ?ミニオン達に愛想つかされるのも無理はない。双子の弟が出てきて、怪盗に復帰するかと思ったらそれも無しでがっかり。
一方、ミニオンはどうかというと、本筋には一切絡まず、居なくてもいい扱いってどうよ?全く関係ない所でドタバタ騒いで、脱走はするけど大脱走ではない。短編映画で済みそうな内容だ。いまや主役を食ってユニバーサルの看板にまでなった人気者だから、それでも観客は喜ぶんだろうけど。それなら最初から「ミニオンズ2」にすれば良かったのに。
敵が80年代かぶれってのも、またか、って感じ。80年代ネタにすれば何でも面白くなると思うなよ。それと、Take on meをバカにするんじゃねえ!
キャナルシティ20170804