来年に続く…って、ちょっと! | Whoops!カズのお気楽れんらく帳

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ホビット 竜に奪われた王国

2013年アメリカ映画
監督:ピーター・ジャクソン
出演:マーティン・フリーマン

さて、無理やり3部作に引き伸ばして大丈夫か?と思ったこのシリーズだが、そんなことは完全に忘れた。3部作の肝である中盤戦は、もう見せ場見せ場の連続で圧倒する。成功の要因はエルフの王子レゴラスの 再登場と、邪竜スマウグである。

原作では出ないレゴラスは、60歳ほど若いので血気盛んでかなり生意気。それを登場させただけに、飛んで跳ねて弓引いて、相も変わらずの無双っぷり。少々頼りないドワーフ達を差し置いて主役状態の大アクションを見せる。

そして遂に姿を見せたスマウグは、でかくて強くて超悪い。竜のくせに欲の皮突っ張ってるし、やたらとおしゃべりだ。 売れっ子のベネディクト・カンバーバッチがわざわざモーションキャプチャーやって るだけに、悪に輪をかけた邪悪っぷりの性格付けが最高だ。マーティン・フリーマンとの“シャーロック”コンビの丁々発止な対決も嬉しいね。

でも、怪獣映画もかくやのクライマックスは凄いけど、そこで終わるのかよ!ってな投げっぱなしのラストは勘弁して。

これで1年また待たされるとは 。ピーター・ジャクソンの術中のまんまとはまってしまった自分を感じながら、とにかくこの調子でやりたい様にとことんやっ て欲しいもんである。

キャナルシティ 0318