昨年の今頃、初めて地震を知ったのは仕事先の車の中だった。いつものおちゃらけたＤＪが真面目に話し始めたから何事かと思ったが、津波の高さが３ｍと聞いて、こりゃ只事じゃないと思ったもんだ。
その後はテレビで写る惨状に唖然とし、原発事故を聞いた時はその場の全員頭を抱えた。こりゃもう日本はおしまいかも？と心配もした。
あれから１年、よくも悪くもまだ日本はある。被災地はあまり変化ないのは残念だが、それでも世の中は動くものなのだ。２万人も死んだのに。
でもどうせ俺らにゃ被災者の気持ちは分からないし、いつまでも自粛しても始まらない。頑張れとも言わないが、前へ進むしかないだろう？
もう少しマシな事を書こうと思ったが、震災を扱った「ヒミズ」って映画に打ちのめされたおかげで気の効いた言葉も出てこない。現実を前にしたら、ヘタな言葉は通用しない。ただ叫びながら走り続けるしかないのかもね。