今朝の日経新聞の財務面にサイバーエージェント社のブログ事業の営業赤字が縮小したとの記事が載っていました。

おめでたいことです。

記事によると赤字縮小の要因として、「閲覧増による広告収入の増加とタレントらへの相談などの課金サービスの拡大が寄与した」となっています。

閲覧増による広告収入の増加というのも着実な成果として素晴らしいですが、気になったのは「タレントらへの相談などの課金サービス」という方です。

恥ずかしながらアメブロを利用していながら、このサービスについて私は知りませんでしたのであわてて調べてみました。

きっと「リクエスチョン」のことを言っているのですね。

なるほどこんなサービスがあったのか・・・。

考えてみれば不思議なもので、ネット(の一部)においては広告収入をビジネスモデルとしているにも拘わらず、これまでタレントとの親和性が異常に低かったように思います。

広告収入をビジネスモデルとしているテレビやラジオなどの媒体(バラエティ番組)は、一般参加者だけでは当然興味を引くことができず、タレントを出演させ、それによって高い視聴率(多くの視聴者)と高額の広告収入、高額の制作費(ギャラ)というものを成立させています。

それに対し、ネット業界の広告収入モデルは安価で、だけど効率が高く、測定も可能な、という点でテレビなどに対する優位性を謳っているように思います。

しかし本当にネットのチカラはそれだけなのでしょうか?

タレントをふんだんに使って高い制作費だけど高い視聴率、その代わりに高い広告費、というビジネスモデルがあってもいいような気がしてきました。?

まだまだ失敗したときのリスクが大きく広告費の出してがいないというのかもしれません。

でも例えば、ネット広告の特長が効果測定の高さにあるというならば、その特長を生かして、視聴率(クリック率)による広告費の算出と、それに連動した成功報酬的なギャラの支払いという仕組みもあってもいいような気がします。

若い制作者やまだまだ発展途上のタレントなど、成功報酬的なギャラに魅力を感じる人たちもきっといると思います。(制作者も才能という意味では「タレント」ですね)

ライブドアや楽天など、放送とネットの融合という理念を掲げ、そして放送業界の壁に跳ね返されてきたネット業界ですが、それらはシステムにおける融合を目指していたように思います。

そうではなくて、人の面での融合と、ネットによる放送業界の広告収入の乗っ取りこそ、チャレンジャーの業界として目指すべき姿のような気がしてきました。