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関東は梅雨らしい雨の日曜日です思ったより湿度は感じないので家で過ごすにはちょうどいい気温って気がします。
さて、私が愛してやまない作家辻村深月先生の【傲慢と善良】が映画化されるそうです。
実はこの作品。最初の方で読む気が出ず、一度挫折しています
辻村先生の作品は、終盤での回収がとてもスッキリするので、最初意味が分からなかったことも読み進めていくうちに「そういうことか」「おお~
」と次々と回収されていくのが好きでハマっています。
上下巻として発売される作品もあるのですが、あっという間に読み終えてしまう作品ばかり。
辻村先生を初めて知ったのは、YOASOBIが直木賞作家さんたちとコラボした楽曲を作った時。
【はじめての】に掲載された作品の中に辻村先生の作品があったことがきっかけでした。
そこからどっぷりハマってしまい、今では我が家に何冊辻村作品があることか
【傲慢と善良】も映画化されることが発表される前から我が家にありました。ただ…映画化されることを知る前には一度挫折していて、わが子が先に読んで「面白かったよ。なんでママは進まなかったんだろう」とさっさと読み終えて戻してきました。
正直、面白さが分からない…
と感じていた最初の方。映画化されることが発表されて、もう一度読んでみようという気持ちになりました。
そしたら…
不思議なんですが、挫折した箇所もすんなり読み進めることが出来て、あっという間に読み終えてしまいました。
何故あの時、挫折したんだろうって思うくらいすんなりと
多分、読み始めた頃の環境とか、体調とかで読み進められなかったんだなって思うしか理由が見つからない。
そしてやっぱり最後の回収がスッキリする技法に感動。
まさかこんな結末だったとは的な感じの作品です。
これを映画でどんなふうに表現するのか、楽しみではありますが…
おそらく映画は観に行きません。私の中で原作を読んでいて「この登場人物を俳優さんたちで表わすとこの人かなぁ」みたいな人たちとは違うキャスティングだったので。
映画では、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんが主演します。それが分かった時点でも私の中ではピンと来ないというか…このふたりが演じるとどんな作品になるのかなと想像した時、やっぱりイメージできなかったので。
もちろん、映画という作品が完成したらしっくりくると思うんです。そうあってほしいとも思います。だけど現段階では私の中では違うイメージしかないので、映画を観たいとは思えなくて。
機会があったら…例えばテレビで放送されたら観てみようかなと、まだ上映もしていないうちからそんなふうに思ってしまってます。
辻村先生の作品で映画館まで足を運んででも観たかった作品すら観に行けていなかったうちにテレビで放送されてしまったくらいですからね、今回の作品もきっとテレビで観ることになるんだろうなって思ってます
映画は2024年9月27日(金)から上映です。
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