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プロ作家へGO!!

目標のプロ作家になるまでのスキルアップの過程をひたすら綴り続けるブログ。

読まずに小説書けますか 作家になるための必読ガイド (ダ・ヴィンチブックス)/岡野 宏文



★★★☆☆

文学賞メッタ切りシリーズの二人組みかと思ってたら、
岡野さんは違う人なんですね。

「良く読むものが良く書く」という考えのもと、
小説家を目指すならマストで読んどけ
という小説がたくさん紹介されています。

知らない作家の知らない本がかなりありました。
とくに海外はほとんど手付かず。
てゆうか昔読んだものもいくつかあったけど
内容ほとんど覚えてない。
こういうのはもったいないですね。
知識として自分の中にインストールされてないってことだし。

とりあえず課題図書として
コツコツつぶしていきたい。

ここに載ってる小説は精読して、
できればプロット分析もやりたいねえ。

いま「読まずに小説書けますか」を読んでるんですけど、
課題図書が一気に100冊くらい増えた。

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」も
図書館から借りてきたはいいけど
あまりの分厚さにびびって
読めずに放置したまま貸し出し期間の延長を繰り返してる。

そしてなーんか仕事がめきめき忙しくなってきました。

フリーでやってると忙しいときと
暇なときのギャップが大きくて、
なかなか思い通りに調整できないのがつらい。

そして仕事を理由に来週のシナリオ課題を
パスしちゃおうとしている自分がいることに気付いた。
先週すべったのもあって、あんまりシナリオ脳になれないんだな。

でもこれでずるずる書かなくなったらイヤなので
ちょっとしょぼいコミットメントだけど、
今週中にシナリオ課題「おせっかい」を
書き上げることをここに宣言しておこう。

創作の芽を絶やすな!



国道沿いのファミレス/畑野 智美



★★★★☆

第23回小説すばる新人賞受賞作です。

抜群に面白かった!
久しぶりに好きな作家に出会えたかも。
ファミレスで働くゆとり世代の青春小説なんですが、
登場人物たちがみんな愛らしくてやたら共感できます。

文体も安定感があってユーモアのセンスもいい。
エヴァのセリフが出てきたり、
村上春樹のリトルピープルを出してきたり、
なんか愛着が湧くなあ。

主人公のユキちゃんにベタベタくっついてくる
親友のシンゴもキモち悪いけどかわいくて、
この二人の友情はとてもいい。

終盤、ここいちの場面でユキちゃんが
吉田さんのお父さんに言うセリフ、
「お願いします。シンゴの父親になってください」
ここは涙なしには読めません。

ツンデレの粧子さんも怖いけど気になる。
最初は最悪の印象のユキちゃんと粧子、
これがラストで……はアンチテーゼを
うまく使った見事な展開で、
感性主体で書かれた作品ながら、
プロットもきちんと考えて
書かれているところに好感が持てます。

人間心理がちょっと浅いところは気になるけど、
この人順当にキャリア積んでいけば直木賞取れると思う。
次回作が楽しみです。

ゼミでした。
ストックしてある「憎しみ」「よろこび」は
先生の辛口コメントにショックを受けたので
速攻お蔵入り。

昨日書いた「かなしみ」の方が
まだマシに思えたんで読んだんだけど、
もう撃沈でした。

・何が「かなしみ」なのか分からない。
・登場人物が何考えてるのか分からない。
・そもそも話自体がよく分からない。
・そもそも一体お前は何なんだ!
・このよどんだ空気をどうしてくれるんだ!
・もっかい「ハンカチ」から出直して来い!

最後の3つはまあ冗談ですけど、
皆さん困惑の表情を浮かべるばかりで
何一つ良いコメントをもらえなかった(ような気がする)。

合評されてる間、恵まれない子どもを見るような
痛々しい視線が突き刺さりまくり。

もう私は貝になりたい。
そんで海の砂の底深くにもぐってしまいたい。

爽やかに晴れ渡る表参道のど真ん中で
こんなクソつまらないシナリオを聞くのに
貴重な時間を割いてもらったかと思うと、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

昨日誰かに捧げたいシナリオなんて
いいましたけど撤回。
捧げてる暇なんかあったら100回くらい推敲しろって。

どうか他山の石の反面教師として
ご自身のスキルアップに少しでも役立ててください。

でもまあここまで鮮やかに失敗することなんて
普段の生活ではあんまりないんで、
これはこれで良い学びとなりそうです。

さて「憎しみ」「よろこび」「かなしみ」と
感情三部作を書いてみて、
僕は「感情変化」の描き方が
分かってないってことがよく分かった。

奇を衒ったような状況設定に逃げてばかりいて、
人間の感情描写に真正面から取り組もうと
してこなかったツケが回ってきたのだ。

具体的にどうやれば感情を描けるのかは
まだよく分からないけど、
今後の課題として肝に銘じておきたいと思います。

今日は午前中煮詰まりまくってて、
午後やっと閃きが降りてきたと思ったら
予定外の予定が入って、
これはもう徹夜コースかと思ったけど、
帰ってきてから案外さくっと書けました。


柱多めでいつもよりボリューム少な目。
完全に力抜いて書いちゃってますね。

もう書き終えてもたいして感動しない。
昔みたいにハイテンションにならない。
さばさばとしたもんです。

20枚程度ならもうプロットも緻密に書かない。
さらさらとメモ書き程度で
頭の中で構成の八割練っています。

一番効果的と思えるラストに向かって
書きながら調整する感じ。

タイトルは「恋するレシピ」
別居する夫婦の冷めた愛を
少女の視点から淡々と書いてみました。

と、一言でまとめてみると、
なるほどそういうシナリオだったのねと自己納得事後納得。

今までで一番静かなシナリオになったと思います。
なんとなく、誰かに捧げたくなるシナリオ。

本科卒業までラスト三本!