医学は科学、では診療は? | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

あるお医者様(人間相手)の

お話しを伺ったときのこと。



そのお医者様はかなりのベテランで

十分なキャリアを積んでいるけれど

まだまだ現役バリバリで

診療されている方です。



色々なお話を伺いましたが

特に印象に残ったのは


「医学は科学、診療は〇〇」


という言葉でした。


私はこの先生の言葉に

今まで言い表せなかったことを

言い当ててもらった気持ちになりました。

 



「医学は科学、診療は〇〇」


皆さんなら、

この〇〇に入る言葉は

何だと思いますか?



はてなマーク



医学は科学、診療は非科学? 


医学は科学、診療は感覚?


医学は科学、診療は技術?




はてなマークはてなマーク




どれも違います。




はてなマークはてなマークはてなマーク




そのお医者様がおっしゃったのは


「医学は科学、診療は芸術」


でした。



この言葉を聞いて、

「まさにその通り!」

と感銘しました。




Wikipediaによると

芸術とは、

表現者あるいは表現物と、鑑賞者が

相互に作用し合うことなどで、

精神的・感覚的な変動を得ようとする活動を表す。




これを診療に置き換えると

診療とは、

医師と患者が相互に作用し合うことで、

精神的・肉体的な変動を得る活動

になるかもしれません。




医師の独りよがりで

治療を押し付けるのは

診療ではないと思うのです。



治療を与える側(芸術家)と

治療を受ける側(聴衆)の

相互作用で診療は成り立ちます。



診療するときは

医師は知識を総動員するのはもちろん

患者さんと相互に作用しあい

患者さんの体と精神を

整えることが大切だと思います。



病気が50%良くなったとき、

50%しか良くならなかった、と思うか?

50%も良くなった、と思うか?


病状が変わらなかったとき、

ちっとも良くならない、と思うか?

悪くならなくて良かった、と思うか?



病気に対する捉え方ひとつで

体調にも大きな影響が出ます。



患者さんの意識を

できるだけ軽やかな方向に

持って行くことが大切だと思います。


そのためには、

医師が考え方を押し付けるだけでは

ダメだと思うのです。


医師と患者さんの

言葉と心のやり取りによって

患者さんの意識が

自然と軽やかになるように導くことが

大切だと思います。


その過程は、

もはや芸術

と呼べるものではないかと思います。





獣医師の場合、

体調を崩しているのはどうぶつたちで

どうぶつの体の治療をします。


しかし、それだけでなく

飼い主さんの気持ちが

軽やかになるように

そっとサポートすることが

大切だと思っています。



飼い主さんの考え方が変わると

我が子の病気に対する捉え方も

変わってきます。



そうなると、

どうぶつさんの精神や体調にも

変化が起こってきます。



「医学は科学、診療は芸術」

という言葉を聞いて

色々なことを思いました。



これからも診療という芸術を

探求していきたいと思います。





あしあとあしあとあしあと

 




世田谷で東洋医学講座を開催します。


ご興味のある方はご参加ください。

 





あしあとあしあとあしあと





黒猫いちご がどこにいるか
わかりますか?



猫



三毛猫



黒猫





答えはストーブの上でした黒猫


黒猫は写真映りがイマイチ笑い泣き





今日も皆さまが穏やかな

ほっこりした気持ちで過ごせるよう

祈っていますハート





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