ある施術を受けているとき
「後進を育てないのですか？」
と訊かれました。
訊いてきたのは
その時 施術をしてくれていた人です。
その人は人間の治療家さんであり、
かつヒーラーである人で、
私がとても信頼している人です。
この治療家さんと話していて
後進に伝えたいのは「技術」ではない、
という話になりました。
治療家さんも私も
治療や施術をする上で大切なことは
自らの心を整えること、
常に中庸でいること、
「今、ここ」に集中すること、
天のエネルギーに委ねること、
という考えです。
実際に行う手技には
鍼灸治療、按摩、推拿、マッサージ、
整体、接骨、カイロプラクティック、
オステオパシー、キネシオロジー、
食事療法、西洋医学などなど、
様々なものがあります。
それぞれの手技に
もちろん違いはあるのです。
でも、大切なことは
それらの手技を行うときの
心構えだと思うのです。
知識や技術を学ぶことは
もちろん大切です。
正しい基礎があることは大前提です。
ですが、ただ技術だけを追い求めても
自らの心が整っていなければ
本当の治療にはならないのではないかと
思うのです。
逆に言えば
表面上の手技は違っていても
全ての根底にある最も大切なことは
施術者の心を整えることだと思うのです。
知識や技術、つまり形式だけ学んだ場合、
自分と違う形式（知識や技術）や
それををしている人を
否定したり、
批判したり、
攻撃したり、
という事をしてしまう可能性があります。
自分たちのやり方だけが正しくて、
それ以外のやり方は間違っている！
健康になりたければ自分の方法だけに従え！
と言って小さな殻の中の世界を
守ろうとするかもしれません。
それで相手を不安にさせて
本当にその相手は健康になるでしょうか？
全ての人に
自分と同じ形式だけをやらせようとしても
上手く行かないこともあるんじゃないかな？
人によって、動物によって、
置かれた状況は異なります。
大切なことは、
心身の不調に悩む人や動物が
それぞれの状況の中で
少しでも安心して穏やかに過ごせるよう
サポートすること。
そのための手段は
それぞれの状況によって
異なって来るのではないでしょうか？
極論すれば、
私は形式は何でも良いと思うのです。
なので、
表面上の知識や技術ではなく、
後進には心を伝えたい、
と思いました。
ブログでも少しずつ
そんな話をして行ければ良いなぁ
と思っています。
先日、初めて三峯神社さまに
参拝させていただきました。
光の歓迎をいただきました。
家族のこと、
動物たちへの癒しのこと、
体調を崩している友人の健康などを
神様にお願いしてきました。
良い参拝ができました。
ありがとうございました🙇
