獣医師の仕事は病気の治療だけじゃない | しちふくのひとやすみ

しちふくのひとやすみ

獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

前回 のブログに
専門用語だらけの説明じゃ分からない
と書きましたら
思いがけず多くの反響をいただきました。


気難しい獣医師との遣り取りに
疲れてしまう飼い主さんも多いようです。


中には
上から目線の獣医師について行けず
病院を変える飼い主さんもいるようでショボーン


その先で信頼できる獣医師に出会い
我が子を安心して託すことができると
良いですね。




あしあと



家庭に入って人間と暮らす動物は
家族の意識を敏感に感じ取ります。


意識がシンクロすると言っても
良いかもしれません。


だから、家族の精神状態が整っていないと
動物たちの心身も不安定になります。


それでなくても体調の悪い動物を
連れて行った動物病院で
飼い主さんが獣医師との関係に戸惑い
不安定な気持ちになったら?



その獣医師は
動物の身体の悪いところを
治そうとするかもしれないけど

一方で飼い主さんの心を
病ませてしまっている?


そしたら
飼い主さんの心とシンクロしている
動物たちにも負の影響があるんじゃないかな?



あしあと



私は飼い主さんの心を整えるのも
獣医師の務めだと思っています。


飼い主さんの心が整うと
動物たちの心身も楽になるからわんわんにゃー


それは回復にも影響するんじゃないかな?




診察のとき、
飼い主さんと色んな話をします。

少しずつ飼い主さんの心がほぐれるように。

軽やかに伸びやかに思考できるように。




病気は撲滅しなきゃならない?

病気に大人しくしていてもらって
病気と共存して
天寿を全うするまで生きる、
って考えもあるんじゃない?

とかね。。


まあ、ここまで話すのは
だいぶ伸びやかな思考が
できるようになってからだけど。。。




その飼い主さんと動物さんの
関係性に合わせて
少しずつ心がほぐれるように
そっと後押しします。




ほぐしてもほぐしても
次に来院されるときは
心が重く絡まってることもあるけれど。。


諦めずに少しずつ少しずつ
ほぐしていきます。


獣医の仕事は病気の治療だけでなく、

飼い主さんの心を軽やかにすることも
大切な役割だと思い、
日々努力していますハート






《15歳のオッサン猫すずね》


このモフモフのお腹に
顔を埋めるときが
極上の幸せ(=^..^=)ミャー