症状と時間の関係 | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

何かと落ち着かないこの頃ですが、
皆さん心穏やかにお過ごしくださいハート

嫌な物にフォーカスしていると
負の引き寄せで
嫌な物がどんどん迫ってきます。

不必要に心配しすぎないことが大切です。

いっそ忘れてしまうほうが良いです。

でも、手洗いなどの対策は
忘れないでくださいねウインク


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今度は症状と時間の関係についてのお話しです。

東洋医学では、
それぞれの臓腑に氣が集まる時間があると
考えます。

これを子午流注(しごりゅうちゅう)
と言います。


分かりやすい図がありますので
引用させていただきます下矢印
《画像はお借りしました》



早朝3時から5時が肺の時間。

例えば喘息の方などは
明け方に咳き込むことが多いといいます。
肺の時間なので、
呼吸器の症状が出やすいのです。

5時から7時が大腸の時間。

朝起きて7時頃に大腸が活発に動いて
便意を感じる人も多いですね。

東洋医学では肺と大腸を裏表の関係と見るので
朝方は肺の時間と
ざっくり捉えてもいいでしょう。



7時から9時が胃の時間。
朝食を食べて、胃が活発に働きます。

9時から11時が脾の時間。

脾は、西洋医学では血液や免疫の臓器で
病気になったら取ってしまっても良い、
と考えられています。

東洋医学では、脾は消化器の象徴です。
消化の他にも大切な働きをすると
考えられています。

なので、午前中は消化器の時間、
と考えると良いでしょう。


11時から13時は心の時間。

13自分から15時は小腸の時間。

東洋医学では心と小腸が
裏表の関係と考えます。

昼間は心の時間と、
ざっくり覚えても良いですよ。



15時から17時は膀胱の時間。

17時から19時は腎の時間。

膀胱と腎が表裏の関係というのは
分かりやすいですよね!?

夕方は腎の時間、と覚えると
分かりやすいですよね。



19時から21時は心包(しんぽう)の時間。

?心包って何?? って思いますよね。。


さっき昼間は心の時間って言いましたよね?

心は心臓と言えば心臓なのですが、
どちらかというとメンタルな面を指します。

いわゆる「こころ」ですハート

心包というのは、
西洋医学で言う心臓を指します。

ドックンドックン動く、あの心臓ですドキドキ


21時から23時は三焦(さんしょう)の時間。

ほら、また分からないのが出てきた!

三焦に相当する臓器はありません。

リンパ系などの免疫を指す
という考えもあります。

私が習った考えでは、
臓器と臓器の隙間が三焦とのことでした。

それぞれの臓器は膜に包まれています。
その膜の間の空間が三焦だというのです。、

三焦は上焦、中焦、下焦の3つからなります。

上焦は胸腔、
中焦は上腹部の腹腔、
下焦は下腹部の腹腔を指します。

心包と三焦は裏表の関係ですから、
夜は心臓の時間と覚えてもいいでしょう。

昼はメンタル要素の強い心の時間、
夜は臓器としての心の時間、
面白いですね。



夜の23時から1時が胆の時間。
1時から3時が肝の時間。

胆と肝は表裏の関係なので、
深夜は肝の時間と
ざっくり捉えても構いません。



まとめると
朝は肺の時間、
午前中は消化器の時間、
昼はメンタル要素の強い心の時間、
夕方は腎の時間、
夜は臓器としての心の時間、
深夜は肝の時間、
ということになります。

この考えは西洋医学にも取り入れられていて、
例えば抗がん剤投与のとき、
胃がんなら午前中に投与する、
膀胱がんなら夕方に投与する、
というやり方をしている病院もあるそうです。


心臓の持病のあるワンコが
昼間にハァハァが強くなったり、

肝に熱を持ちやすいワンコが
夜中に落ち着かなかったり、
前回お知らせした肝の領域が熱くなったり
することもあります。




東洋医学の奥は深いですハート




 

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