上海で犬を飼うとき~狂犬病に注意~ | しちふくのひとやすみ

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上海研修の続きです。

マダ続イテイタンダネびっくり



上海で犬を飼うときは
狂犬病予防接種が義務になります。

狂犬病予防接種を受けると
このようなカードが交付されるそうです。

ワンコを連れて外に出るときは
必ずこの免疫証明カードを持っていなければ
ならないそうです。

街中には狂犬病確認のため
覆面Gメンみたいな役人がいて
犬を連れている人に抜き打ちで
カードの提示を求めるそうです。

そのときカードを持っていないと、
その場で犬が強制収監されるそうですガーン

飼い主がカードを持って迎えに行くと
犬を戻してくれるそうです。

強制収監された犬たちは、個室でなく、
何匹も一緒の部屋に入れられるそうです。

決して衛生的とは言えない環境らしいゲッソリ

中国は狂犬病汚染国ですから、
狂犬病に感染した犬も
同じ場所に収監されている可能性があります。

怖いですねー滝汗



日本だと、狂犬病ワクチンを打つと
狂犬病予防接種済票が発行されます。

《画像はお借りしました》


自治体によって形も色も様々です。

通し番号も着いているので
済票を首輪に付けておくと、
迷子札代わりにもなります。

ウチの柴犬コロンも、
外飼いのときにリードが切れて
脱走したことがあります。

コロンを保護した警察が
済票の番号から我が家のことを調べて
連絡をくれたため
無事に帰って来ることができました犬

中国も済票にすれば、
カードを持って歩かなくても良いのにね。

こんな札だと、中国では
偽造されてしまうんですかねぇキョロキョロ


わんわん   にゃー   わんわん   にゃー   わんわん


私の知人(日本人)が
上海で犬を飼っていました。

この知人のワンコさんは
上海で狂犬病予防接種をすると、
ワクチンを打った場所が
大きく腫れたそうです。

腫れがひいたあとも
その部位の皮膚が硬いままで、
そこだけ毛色も変わって
元の色に戻らないそうです。

これは、おそらく狂犬病ワクチンに含まれる
アジュバントとという添加物が
原因だと思われます。

アジュバントというのは、
ワクチンの効果を長続きさせるために
加えられる物質で、
アルミなどの金属や
界面活性剤(洗剤)などがあります。

このアジュバントが腫れなどの有害反応の
原因になることが結構あります。

外国の狂犬病ワクチンには
アジュバントが含まれているため
知人のワンコさんは接種部位が腫れたり
毛色が変わったりしたのです。

この知人は今はこのワンコさんを連れて帰国し
日本に住んでいます。

同じワンコさんが日本で
狂犬病ワクチンを接種しても
腫れたりすることはないそうです。

理由は、日本の狂犬病ワクチンには
アジュバントが一切含まれていないからです。

日本の狂犬病ワクチンは
アジュバントが含まれていないために
有害反応が少ないですが、
その代わり免疫持続期間が短いです。

よく、海外の文献には
ワクチンは三年に1回で良いって書いてるのに
日本で毎年打たなければならないのは
おかしい!
って疑問に思っている人がいますね。

でも、日本のワクチンは
動物に優しく作ってあるから
有害反応が少ない代わりに、
効果の持続期間が短いのです。

そのようなことがもっとキチンと説明されれば
誤解が減るのではないかと思いました。


話がズレてしまいましたが、
上海研修については、
あともう少し報告させてくださいニコニコ



 

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