言葉を使う難しさ | しちふくのひとやすみ

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獣医師&獣医鍼灸師&レイキヒーラーである
しちふくの感じたいろんなこと

私たちは自分の思いや考えを表現するために
言葉を使います。

自分一人の頭の中では何をどう思っても
どういう言葉で表現しても完全に自由です。

でも、他者と意思疎通をするために
言葉を使うとき、
それは諸刃の剣になります。

どんなに言葉を選んでも、
自分の思いが100パーセント
そのまま伝わることはありません。

誰かの言葉を聞くとき、
私たちは自分の思考や経験という
フィルターを通してしまいます。

そのため、相手の話している内容を
少しずつすり替えて受け止めてしまいます。

言葉を選んで表現したつもりでも、
ほんのちょっとしたことで、
真逆の意味に受け取られて
しまうこともあります。

それが良い方向に受け取ってもらえるなら
良いのですが、
好意を伝えようとしたのに、
かえって嫌われてしまうこともあります。

受け狙いのジョークのつもりで言ったのに、
相手を怒らせてしまうこともあります。

もちろん、自分の思いと同じ方向に
受け取られることのほうが多いですが、
やはりどこか違うニュアンスに
受け取られるのではないでしょうか?


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自分の感情を心の中で言葉にするとき、
使う言葉によって
感情が変化することもあります。

ボンヤリとしたイメージを表現するために
言葉を使うことによって、
イメージの輪郭をはっきりさせなければ
ならなくなります。

どこにどのような形で輪郭を作るかによって
ボンヤリしたイメージでしかなかったものの
印象が大きく変わってきます。

ほんの些細な感情の動きでも
言葉で表現することで
大きな激情になることもあります。

それが誰かを評価する気持ちなら、
最初に感じた印象を言葉にすることで
強い批判にすり替わってしまうことも
あるかもしれません。


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誰かを大好き、憧れているのに、
その気持を裏切られたと感じたとき、
強い恨みや批判に転じることもあります。

何かに対して強い批判を感じているとき、
実はその根底には、その人に対する愛情が
隠れているかもしれません。

だって、興味のない人に対しては
批判も憧れも何も感じないでしょう?


言葉って難しいですね。。



三毛猫「そんな難しいことは分からにゃ~い」


ひかりは言葉で考えることがないからねニコニコ


本能のままに
今このときだけを生きているひかりです爆笑


私もひかりを見習って
今このときを大切に生きようと思いますウインク




 

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