漢方ごはんの基礎知識として
五行論を解説するシリーズの3回目です
毎度おなじみ、五行論の基礎はこの図です。
この図はもともと自然界の循環を説明するものです。
しかし、古代中国人は自然界だけでなく、
この世の色々なものをじっくり観察し、
あらゆるものを五行の要素に分類しました。
色も、季節も、方角も、臓器も、食べ物も、
みんな五行に分類しました。
分類したものの一部を表にまとめたのが
こちらです
五行色体表と言います。
ちなみに、
木の五体の筋は筋肉ではなく『すじ』
つまりアキレス腱などの腱や靭帯のことです。
土の五体の肌肉というのが筋肉のことです。
五行色体表を五行図に当てはめると
こんな感じ
こちらの五行図は上にあげた五行図と
五行要素の位置が一つズレているので
ご注意ください。
色んな書き方がありますが、
どれでも大丈夫です
細かいことは気にしな~い♪
みんな違っても、みんな良いよー♡
ここで説明している五行論は占いではなく、
あくまでも観察と経験による分類です。
西洋医学的には別々な病気とみられる
複数の疾患を、ひとりで抱えていることが
ありますね。
西洋医学的にみると別々な病気が、
東洋医学的にみると、
それぞれ強い関連があることも多いです。
そのような病気の関連を紐解くにも
五行論はとても役に立ちます。
九星気学や風水でも五行論は使われています。
動物の東洋医学をやっている方の中にも
動物さんのお誕生日から
九星気学を使って体質診断をされている
獣医さんもいらっしゃるようです。
保護動物の場合は正確なお誕生日どころか、
何歳なのかさえ分からないこともあります。
なので、私は動物たちの性格から
どのような体質なのか
どうしてそういう症状が出ているのかを
紐解いて行きます。
『ウチの子はあっちもこっちも悪くて』
と嘆いている飼い主さまに
その子の体質診断をして
複数の症状の関連性を説明すると
驚かれる方が多いです
このシリーズ、いつになったら終わるのか、
見通しは全く立っていません。
取りあえず、続きます
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