漢方ごはんの基礎知識:五行論(2) | しちふくのひとやすみ

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ピリカメディカルサロンの漢方ごはんには

『木』『火』『土』『金』『水』の
5種類があります。
 
この5種類のことを理解していただくために
東洋医学の基礎理論のひとつである
五行論のお話しをさせていただいています。
 
 
ハート  キラキラ  ハート  キラキラ  ハート
 
 

前回この図の外側の赤い矢印のことを

説明しました。
 
木が火を生み出すので、
木が親で火が子供という親子関係であると
説明しましたね。
 
図の外側の赤い矢印は
相互に生み出し合う関係者ということで
相生関係(そうせいかんけい)と言います。
 
 
ハート  キラキラ  ハート  キラキラ  ハート
 
 
図を見ると内側にも星型の矢印があります星
 
これは相手の力を弱める働きを表します。
 
 
 
水から火に向かって矢印が伸びています。
 
水をかけると火が消えます。
 
つまり、水は火の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
 
 
 
火から金に向かって矢印が伸びています。
 
火はその熱で金属を溶かしてしまいます。
 
つまり、火は金属の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
 
 
金属から木に向かって矢印が伸びています。
 
金属で斧やノコギリなどを作ると
木を切ることができます。
 
つまり、金属は木の働きを弱めます。
≪画像はお借りしました≫
 
 
木から土に向かって矢印が伸びています。
 
木は土の中に根を張り巡らし
土の養分を吸い取ります。
 
つまり、木は土の働きを弱めます。
≪画像はお借りしました≫
 
 
土から水に向かって矢印が伸びています。
 
土は水をせき止めることができます。
 
洪水などのとき、土嚢を使って水の氾濫を抑えますよね。
 
つまり、土は水の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
 
このように、内側の星型の矢印は
相互に力を弱め合う働きを表します。
 
この関係を相剋(相克)関係
(そうこくかんけい)といいます。
 
 
 
外側の赤矢印で示される相生関係を
親が子を育む関係とすれば、
内側の星形矢印で示される相克関係は
祖父母が孫を押さえつける
関係とみることもできます。
 
今の日本だと祖父母は孫を
甘やかすことが多いと思いますが、
五行論では祖父母は孫が暴走しないように
しっかり見張って押さえつける
役割を担っています。
 
面白いですね。
 
 
次回は相生関係と相克関係を
どのように考えるのかご説明しますニコニコ
 
ということで、まだまだ続きます続く
 
 
 

 

 

 

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