この5種類のことを理解していただくために
東洋医学の基礎理論のひとつである
五行論のお話しをさせていただいています。
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前回この図の外側の赤い矢印のことを
説明しました。
木が火を生み出すので、
木が親で火が子供という親子関係であると
説明しましたね。
図の外側の赤い矢印は
相互に生み出し合う関係者ということで
相生関係(そうせいかんけい)と言います。
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図を見ると内側にも星型の矢印があります![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
これは相手の力を弱める働きを表します。
水から火に向かって矢印が伸びています。
水をかけると火が消えます。
つまり、水は火の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
火から金に向かって矢印が伸びています。
火はその熱で金属を溶かしてしまいます。
つまり、火は金属の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
金属から木に向かって矢印が伸びています。
金属で斧やノコギリなどを作ると
木を切ることができます。
つまり、金属は木の働きを弱めます。
≪画像はお借りしました≫
木から土に向かって矢印が伸びています。
木は土の中に根を張り巡らし
土の養分を吸い取ります。
つまり、木は土の働きを弱めます。
≪画像はお借りしました≫
土から水に向かって矢印が伸びています。
土は水をせき止めることができます。
洪水などのとき、土嚢を使って水の氾濫を抑えますよね。
つまり、土は水の力を弱めます。
≪画像はお借りしました≫
このように、内側の星型の矢印は
相互に力を弱め合う働きを表します。
この関係を相剋(相克)関係
(そうこくかんけい)といいます。
外側の赤矢印で示される相生関係を
親が子を育む関係とすれば、
内側の星形矢印で示される相克関係は
祖父母が孫を押さえつける
関係とみることもできます。
今の日本だと祖父母は孫を
甘やかすことが多いと思いますが、
五行論では祖父母は孫が暴走しないように
しっかり見張って押さえつける
役割を担っています。
面白いですね。
次回は相生関係と相克関係を
どのように考えるのかご説明します![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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ということで、まだまだ続きます![続く](https://emoji.ameba.jp/img/user/ak/akari0101/328350.gif)
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