前回のブログで「お役目」のことを書いたら、
「私にはどんなお役目があるのか
今から楽しみにしています」
とコメントを寄せてくださいました。
「お役目」っていうと、
何か特別な役割を果たすのだと
思う方が多いかもしれません。
特別な役割とは違うかもしれませんが、
私たち誰もが果たさなければならない
大切な「お役目」があります。
特別な役割よりも大切な
神さまとの約束です。
それは「自分として生き抜く」ということです。
あなたがあなたとして生きる。
子として、
きょうだいの一人として、
親として、
妻として、
夫として、
家族の一員として生きる。
社会の中で働く。
平凡な毎日かもしれません。
楽しいことや嬉しいことも
少しはあるでしょうが、
嫌なことも
辛いことも
悔しいことも
悲しいことも
たくさんあるでしょう。
怒ることもあれば、
人を憎むこともあるかもしれません。
特別な役割なんて
一握りの選ばれた人たちだけのもので、
自分は選ばれた人間ではないと
悲しくなることもあるかもしれません。
でもね、あなたが生きていることは
それだけで奇跡です。
泣いたっていいんです。
笑ったっていいんです。
怒ったっていいんです。
浮かれたっていいんです。
憎んだっていいんです。
憎まれたっていいんです。
その時は死ぬほど苦しくても、
それをどう乗り越えるかが
人生の醍醐味かもしれません。
あなたの人生は
あなたしか生きることができません。
他の誰も、あなたと同じ人生を
歩むことはできないのです。
神さまは完全な存在だから、
喜びに浸ることも、
悲しむことも、
人を憎むことも、
泣きわめくことも、
できないのではないでしょか。
神さまは完全すぎて
心震わせる経験ができません。
私たちは神さまの代理として
心震わせる経験をたくさんして、
そしてそれを乗り越えて、
生きていくのです。
いつか神さまのもとに還ったとき
心震わせた経験を
神さまに報告するのです。
そのためには、
あなたがあなたとして生きることが
大切になります。
だから、私たちは
光の世界の記憶をすべて忘れて
勇気をもって肉体の中に入ったのです。
あなたとして生き抜くことが
最も大切なお役目だから。
「私の役割は何でしょうか？」
と占い師さんやカウンセラーさんを
渡り歩いて聞いて回る人もいます。
誰に質問しても納得できず
次々色んな人を訪ねて
質問する人もいますね。
他人に求めても、
納得できる答えは帰って来ません。
答えは自分の中にあります。
家族の一員として、
社会の一員として、
現実世界を生きることに
専念しているうちに
自然に答えにたどり着くかもしれません。
あなたの人生は
あなたにしか経験できないのです。
あなたは、全人類の代表として
あなたという人生を生きる
役割を演じています。
あなたの代役はいません。
あなたが他人の人生の
代役を果たすこともできません。
あなたの役割をしっかりと果たして、
あなたという人生で経験したことを
神さまに報告することが
あなたの一番の「お役目」です。
あなたとして生きることを
しっかりとやっていくうちに
特別な「お役目」に
気付くこともあるかもしれません。
他人のお役目ばかり気にして
他人と自分を比較しても
何にもなりません。
他人は他人、
あなたはあなたです。
あなたにしかできない
あなたという人生を生き抜く、
その大切なお役目を
しっかり果たしてください。
私も、私として生き抜くことを
毎日一生懸命やっています。
私として生きるということを
しっかり果たしているうちに
動物たちを癒すという
お役目が見えてきました。
大切なことは
特別なお役目を外に探し回ることではなく、
自分の中心に軸を置いて
人生を生き抜くことだと思います。
あなたも、是非
あなただけの人生を
とことん生き抜いてみてください
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