ペットのための終活セミナーに行ってきました。
場所はスピリチュアルライフ&ペットカウンセラーのねろたんさんのサロン。
森岡さんはチャネラーの活動の一環として、知人からの依頼があった時だけアニマルコミュニケーションもしているそうです。
2年程前にねろたんさんのセミナーを受けたことがあり、つぼうちさんと森岡さんは昨年ピリカメディカルサロンに来てくださったことがあるので、お三方とも以前から知っている方でした。
最初は森岡さんのセミナーでした。
伴侶動物さんが光の世界に旅立とうとしているとき、飼い主さんからアニマルコミニュケーシヨンを依頼されることがあるそうです。
そのような状況では、飼い主さんは不安や恐れでいっぱいになり、パニクっていることが多いそうです。
旅立とうとしている動物さんに飼い主さんが訊きたいことは
うちの子で幸せだった
最後に会いたい人はいる
最後に食べたいものはある
という質問が多いそうです。
でも、そんなとき動物たちは「苦しい」「しんどい」「痛い」という身体的ストレスを最小限に抑える努力をしているのです。
動物たちには「これで最期だ、お別れだ」というウエットな感情はなく、ただひたすら身体の苦しみと向き合い、生命を全うするために全力で頑張っているそうです。
そんな時に飼い主さんがパニクって感情的になっていると、動物たちは苦しみを紛らわすことに集中できないそうです。
セミナーでは、静かに命と向き合っている存在と、その存在にパニクってトンチンカンなことを話しかける人の気持ちを体感するワークも行われました。
静かに命と向き合っている存在になっていると、パニクった人から「苦しい?」「何か食べたいものある?」「幸せだった?」などどたたみかけられることが苦しみを増大させるように感じました。
森岡さんによると、最期の看取りのときは「神聖なる魂の時間」だそうです。
今この瞬間にしかできないことをやり、心地よさの中で愛と感謝をもって見送ることが大切だそうです
看取りの時間が充実して、あのような時間の過ごし方ができて良かった、と思えるような見送り方ができると良いそうです。
とても考えさせられるセミナーでした。
後半は獣医師のつぼうちあやこさんのセミナーでした。
つぼうちさんは以前は臨床獣医師として働いていましたが、ご自身の飼い猫さんが突然死して重度のペットロスになったそうです。
その経験を基に、今はカウンセリングなどのお仕事をされているそうです。
伴侶動物の看取りについて、みんなに共通の正解はないそうです。
飼い主さんが我が子のことを一生懸命考えてやったことに「間違い」はないそうです。
つぼうちさんのお話は動物の健康チェックの仕方、安楽死のこと、葬儀やお墓のこと、ペットロスのことと多岐に渡っていました。
お話を聞きながら、3年前に見送った猫のみなみのことを思い出したり、今17歳の柴犬コロンのこれからを思ったりしました
とても勉強になった一日でした。
講師のつぼうちさんと森岡さん、企画運営してくださったねろたんさん、そして一緒に参加してくださった皆さん、ありがとうございました