ころんが前庭疾患になってしまいました
まさよさん や雪美さん がブログに書いてくれたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は数日京都に行っておりました。
「え、目の療養中じゃなかったの?」と思った方も多いでしょう。
これには諸事情ありまして、それについてはまた今度説明します。
耳の奥には前庭神経といって、三半規管と連携して身体の平衡感覚に関係する神経があります。
ころんは、この前庭神経に異常が起こってしまったのです。
前庭疾患になると、斜頚といって首が一方に傾いた状態になって身体の平衡を保つことができなくなり、また水平眼振と言って目が左右に揺れる状態になります。
そのため常に目が回っている状態になります
病院の待合室でのころん
この状態で固まっています。
前庭疾患の原因は外耳炎、脳腫瘍などもありますが、老齢の日本犬に多いのが特発性前庭疾患と言って要するに原因不明の前庭疾患です。
ころんは外耳炎はないので、特発性前庭疾患だと思われます。
ころんは普段は外にいますが、さすがに外に置いておくわけも行かないので、近くの薬局で大きな段ボールをもらってきて、その中に寝かせました。
段ボールだと軟らかいので、怪我の心配がないのです。
ころんが暴れる余裕がないように、コロンにぴったりサイズの段ボールです。
コロンおばちゃんが家に来たので、猫たちが様子を見に来ました。
ひかりはミーアキャットのように立ち上がって覗いています
ころんにはステロイドと抗生物質とビタミンB12の内服薬が処方されました。
帰宅してからステロイドと抗生物質は飲ませましたが、ビタミン剤は飲ませませんでした。
その代わり、ビタミンB12注射剤とホモトキシコロジーのTraumeelを混ぜて、耳のツボ、脳のツボ、免疫のツボなどに水鍼注射しました。
コロンには早く元気になってもらいたいです
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