6月2日は息子の誕生日でした
こんなに小さかった息子が・・・
・・・二十歳になりました
今では私より15センチほど背が高くなりました。
顔は、申し訳ないほど私にそっくりです
4回の流産を経て、6回目の妊娠でやっと生まれた二人目の子どもです。
(娘は2回目の妊娠で生まれました。)
誕生日の当日におめでとうメールをしたのですが、何の返事もありませんでした
昨夜になって、息子から電話がかかってきました
二十歳の誕生日は特にイベントもなく、バイトに行ったそうです。
特に変わったことはないけれど、役所から年金関係の書類が来たそうです
まだ学生なので、支払い猶予の手続きをするように話しました。
先日、「どうやって子育てしたんですか」 と訊かれました。
我が家の方針は「何でもゆっくり」です。
例えば、子供が小さい時、立って伝い歩きを始めようとすると、「もう少し這い這いしてなさい」と声をかけていました
その方が腕や胸の筋肉が発達し、呼吸する力も強くなると思ったのです。
息子が幼稚園の時にサッカークラブに入れ、小学校を卒業するまで続けていました
それはサッカー選手にするためではなく、外を走り回らせるためでした
そんなに強いチームではなく、試合の日も待ち時間には土や草をいじって遊んでいるようなチームで、自然の中でのびのびと育ちました。
英才教育はしませんでした。
小・中は地元の公立学校だし、高校も都立高校でした
息子は算数が好きだったので、そろばんは習いに行かせました
理科も好きだったので、科学館のようなところには随分と行きました。
私も科学館は大好きで、息子と二人で盛り上がっていました
後は、我が家の犬猫たちが息子を優しい子に育ててくれました
そして一浪の末、今春から念願の国立大学の学生になりました
自炊も頑張っているようです
母は、遠くから息子を信じて見守るのみです
息子よ、あなたは私の宝です