熊本、大分をはじめとする九州地方の皆様の無事をお祈りいたします。
強い地震が続いている所に、大雨の予報まで出ています。
皆さまの心労も重なっているでしょう。
屋外で避難生活をされている皆さんは雨が降ったらどうされるのか心配しています。
近くに避難所があっても犬を連れているからと屋外で過ごされている方をテレビでお見かけしました。
また、地震の映像などを見て過去の地震体験などを思い出して辛いお気持ちになっている方も多いかと思います。
人間も動物たちも、皆が少しでも心と体の平安を取り戻せるよう、ずっと祈っております。
それしかできませんが、ずっとずっと祈っています
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子猫ひかりを友人から受け取ったのが先週の土曜日の18時30分でしたから、ひかりが我が家にやって来てちょうど1週間になります。
ひかりの体重は最初418gでしたが、今日は486gでした。
毎日離乳食をたくさん食べています。
トイレも覚えて、ウンチやおしっこも上手にします
猫じゃらしで遊んだり
ネズミのおもちゃで遊んだり
元気いっぱいです
しちふくは毎週木曜日に埼玉県熊谷市の森の樹どうぶつ病院 で鍼灸外来を担当させてもらっています。
木曜日は朝8時に家を出て、帰宅するのは9時半過ぎになります。
ひかりは4時間おきくらいに離乳食を食べるので、そんなに長い時間放っておくことはできません。
なので、今週の木曜日はひかりを連れて出勤しました。
森の樹どうぶつ病院までは高速道路を利用して車で1時間半ほどかかります
一人だと何も気にせず車を走らせますが、ひかりがいるとちょっとした段差や道路の凸凹が気になり、超安全運転になりました
せっかく動物病院に連れて行ったので、猫エイズウイルス(FIV)と猫白血病ウイルス(FeLV)の抗体検査をしてもらいました。
結果は・・・
猫エイズ抗体陽性です
でも、この検査が陽性でもひかりが猫エイズに感染しているとは限らないのです。
この検査で分かるのはひかりの母猫が猫エイズ抗体を持っているという事です。
猫エイズ抗体を持っているのは、猫エイズウイルスに感染している猫か、猫エイズワクチンを接種されたことのある猫です
ひかりの母猫は野良猫と思われるので、おそらく猫エイズウイルスに感染しているのだと思います。
猫エイズウイルスに感染している母猫の母乳の中には猫エイズ抗体が含まれます。
ひかりは一週間前まで猫エイズ抗体を含む母乳を飲んでいたので猫エイズ抗体を持っているものと思われます。
しかし、妊娠出産により母猫から子猫に猫エイズウイルスが感染する可能性はとても低いと言われています。
生後間もないころに母乳からの猫エイズ抗体を持っていても猫エイズウイルスに感染してなければ猫エイズ抗体はなくなります。
幼少期に猫エイズが陽性の子猫の大部分が、半年~1年で体内の抗体がなくなると言われています。
ひかりがもう少し大きくなったら、エイズウイルスがひかりの体内にいるかどうかを調べる遺伝子検査(PCR検査)を受けようと思っています。
猫エイズウイルスは人のエイズウイルスと同じレトロウイルスですが、人間や犬には感染しないので大丈夫です。
ひかりは猫エイズウイルスに感染していないと信じています