5月25日は期間限定で一般公開されている吉祥寺の旧赤星鉄馬邸を観に行ってきました。

 

赤星鉄馬氏は昭和初期に活躍した実業家で、現在の六本木にあった自邸が関東大震災で半壊したことにより吉祥寺に転居してきました。

赤星鉄馬邸は日本モダニズム建築の先駆者アントニン・レーモンドに設計を依頼して昭和9年に建てられました。

鉄筋コンクリート造住宅で、建築様式は曲線を取り入れたモダニズム建築です。

その庭には樹木が林立する緑豊かな環境が残っています。

 

2021年(令和3年)に前所有者のカトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会より武蔵野市が寄贈を受けて翌年建物が国の登録有形文化財に登録されました。

今後庭は公園として整備していく予定だそうです。

(パンフレットより)

 

歴史

昭和9年赤星鉄馬の邸宅として完成。

昭和19年に日本陸軍により接収、昭和20年代にGHQにより接収。

昭和31年にナミュール・ノートルダム修道女会が購入。

令和3年ナミュール・ノートルダム修道女会が武蔵野市に寄贈。

令和4年国登録有形文化財に登録。

 


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応接室から観た庭

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螺旋階段

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1階廊下

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2階から観た庭

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2階の廊下

外からの視線を遮断して光だけを取り入れる小窓

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螺旋階段の窓も光だけを取り入れていて外から中は見えません。

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庭も観ました。

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噴水だったのでしょうか。

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水道

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外から観た螺旋階段の窓

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外から観た2階の小窓

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12時休憩時間で門が閉まりました。

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所有者が何度も変わっており最近まで使われていたこともあって内装などで他の旧邸宅のように昔のお金持ちの生活を垣間見ることは出来ませんが昭和初期の建造物としての価値を堪能することが出来ます。

旧赤星鉄馬邸の公開は27日までです。

 

 

次のブログは帰りに散策した多摩湖自転車道のお花さんたちです。

 

つづきます。

 

 

今日はいい日だ