1月22日は上野の森美術館へ。
「モネ 連作の情景」展を観てきました。
東京展は10月から開催されていて1月28日まで。
会場の前に行くと人がいっぱい。予約制ですが行列。
さすがモネすごい人気。特に女性が多かったです。
撮影OKの睡蓮池の中を進んで会場に入ります。
ここを通るだけですでに感動。
『革新的表現「連作」を生み出した過程に迫る』
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできません。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれません。
1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上*が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。また、サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品もご紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追います。展示作品のすべてがモネ作品となる、壮大なモネ芸術の世界をご堪能ください。
(HPより)
最後の部屋だけが撮影OKでした。
一部だけですが紹介します。
ウォータールー橋は連作作品です。
同じ場所で時間と光の条件を変えて制作しています。
ウォータールー橋、曇り
ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ
ウォータールー橋、ロンドン、日没
国会議事堂 バラ色のシンフォニー
ジヴェルニー付近のリメツの草原
睡蓮
睡蓮の作品解説
睡蓮の池
とても大きな作品です。
今回の展覧会で連作として作品が並んだことでHPの解説に書かれているモネのやりたかったことが理解することが出来ました。
それは作品を単体で観ていても分からないことなのかもしれないですね。
今後作品を観る機会があったときに今までとは違った見方が出来るのではないかなと思いました。
グッズ販売は一旦外に出て並びます。
ここも行列。
グッズ売り場前のポスターが印象派として活動する前にサロンで落選してしまった初期の代表作。
この作品の落選がサロンを離れるきっかけになったそうです。
上野の森美術館を出たら正面に桜の花が!
まさか寒桜?と思って近づいてみたら十月桜でした。
今日は実家に行ってきました。
里見公園やじゅん菜池緑地にも行ってきましたよ。
里見公園では早咲きの梅の花がほぼ満開になっていました。
バラもまだドライフラワーにならずに咲いている花がありましたよ。
じゅん菜池緑地では鴨ちゃんたちが可愛かったです。
実家では原種スイセンが咲いていて嬉しくなっちゃいました。
原種スイセン可愛いいです。
昭和記念公園の原種スイセンにも会いたくなりました。
実家散策のお写真は明日の夜からです。
今日はいい日だ