史上最悪のクリスマスイブの日からいろんな検査の毎日を過ごした。


あぁ、そういえばガンってたくさんの検査をするんだったなぁ~ともう頭のはしっこにしまわれていた記憶を思い出していた。




一番衝撃をうけた検査は胸のMRIだった。うつむせのままお胸のカタチの台におっぱいをインして撮影。
骨シンチグラフィの検査もした。
あとは他臓器に転移がないことを願うばかり。。

クリスマスモードからお正月モードへ世間は一気に様変わり。
私は元気モードからガン患者モードへと様変わり。。

両親に言わなければいけない…。
またガンになってしまった娘。。なんて親不孝な子供だろう。
どれほどの心配かけることになるだろう。。

私はもう親になることは多分ないから親のキモチなんて分からない。。でも想像だけが膨らんでいたたまれないキモチになった。

ある友が言った。
親より先に旅立つことが親不孝。また元気になって親孝行すればいい。
5年前から今日までの間で私は親孝行できてたかな。。

できるだけ凜とした態度で親に告知をした。私が泣いたらきっともっと不安をあおるだけ。


こうしてみんなに黒いクリスマスプレゼントを渡したのでした。
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クリニックをあとにして、近くにあるカフェに入った。

出されたカフェオレを持って席に着いた瞬間、いろんなコトバが頭の中にくるくるまわった。
溢れでてくる涙を必死でこらえながら、たまに溢れこぼれて落ちた涙は周りのHappyオーラいっぱいの人たちに気付かれないようにしてふいた。

先が見えない不安に押し潰されそうになったとき、彼からメールが入った。

私は彼との結婚が決まっている。色々なことがあったけど、気がつけばなくてはならない存在になってた人。
5年前の子宮ガンで辛かった毎日もいつも笑顔で支えてくれてた。子供がもう産めない体となってしまっても、全ての事を受け入れて一緒になろうって言ってくれた。
そんな彼にどんな顔して会おう。(後から聞くと、どんよりオーラ全開だったらしい。。)

車で迎えにきてくれてしばらくたってから全てのことを話した。 しこりに気付いて病院に行ってたことを黙ってたことに対して怒られた。。これから家族になろうとしてるのに……って。
そりゃそうだよね。。
私もきっと黙ってそんなことされてたら。。悲しいよね。

彼はまだガンって決まった訳じゃないからしっかりと調べていこうって言ってくれた。
でも、私はもう気持ちで負けてた。きっときっと悪いモノだよ。。
つづく。。