「昨日行われたA級順位戦最終局で斎藤慎太郎が勝ちました」と影田

「ほんとだね。いやあ、よくやったよ、彼は」と川端

「あれだけのプレッシャーをものともせず、優勢な1局を勝ち切った」と川端

 

「何がそれを可能にさせたんですか」と影田

「もちろん本人の練習と努力さ」と川端

 

「なるほど。では他の要因は?」と影田

「あるかもしれないけど、やっぱ本人だよ。本人が気持ちで負けなかったことかな」と川端

「この先は何があるんですか?」と影田

 

「4月7日から名人戦がスタートする。とにかく七番勝負だから、

1局目、2局目は自分の今の力を出せるのではないか」と川端

「自分は実は彼のことをあまりよく知らなかったんだよ」

「去年あたりからかな、彼のことを知ったのは」

「順位戦での活躍だからもっとうんと前から知っていてよさそうなものだけど、

まあこれは仕方がない」と川端

 

「そして明日のNHK杯は羽生九段と斎藤八段の対戦ですね」と影田

「はい。収録は前に行われているわけですが、結果を

知らないで見るわけだから生で見るのと何も変わらないですよ」と川端

 

「なるほど。ではまた今度お話ししましょう」と影田

「はい、そうしましょう。ということで斎藤八段、名人挑戦おめでとうございます」と川端

「僕からも。斎藤八段、名人挑戦おめでとうございます」と影田