中古車は年式に限らず検証しましょう(その2) | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

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個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

親戚が中古車を買いました。
初めてのマイカー・・・自分が同行して下見は1回、検討して2回目を見に行き、具体的に値段交渉をして決めた次第です。

年式はH30年式、6年落ちで52000km・・・そこそこ高年式の中古車です。
外部機関の評価は4.0・・・少し外装に凹みが多いか?という感じですね、バリものじゃないですが程度はまあまあ、価格も安くは無いが高くもない・・・下取り車なので少し値段的にお得かもという程度です。
さて・・・一般的にはDラー中古車なので、整備渡しで信頼もおけますので納車されてからそのまま乗り出すと思います。
自分がざっと見た中ではDラー車であっても新車から3年・5年の車検では記録簿上で最低限の整備しかされていませんでした。
タイヤとバッテリーは最低一度は交換されていますね。

外装はともかく、一番整備する上で気になったのが・・・ブレーキです。

ブレーキパッドとローターの当たりが良くありませんね。
パッドは5mm以上ありそうです・・・記録簿上では昨年の車検では5.5mm程でした。
なるほどなあ・・・と、因みに納車整備ではDラーが行う12か月点検を実施して不具合は修正で納車されます。
保証は1年間・距離無制限です。
しかしながら、このブレーキの状況は修正されないとの事です。
定番のエンジンオイル・オイルフィルターとバッテリー・・・これは交換されるようです。

ですが、自分としてはこのブレーキの状態は納得いきません。
親戚には予算目一杯で車は買うなと言っていますので、納車以外の予算はあります。
そこで、これは納車後に私の知っている工場でキャリパーのオーバーホールとディスクローター研磨、ブレーキパッド新品、ブレーキフルード交換・・・止まる事は大事ですから、上記整備を追加する事にしました。
加えて、クーラント、ラジエターキャップ、ATF、デフオイル、トランスファーオイル(4WD車)の交換も行い、中古車の修正をした上で乗り出すという事を行う事にしました。
タイヤは交換後に3年経過してしていますが、軽いヒビがあれど今年は乗れる状態なので、夏タイヤはこのまま、スタッドレスは今年の冬に新品ですね。

何故?買ったDラーで上記整備を行わないのか?
それはこのDラーとは初めて訪れたというのもありますが、このブレーキの状況をそのままにしてある、納車整備もここは修正しないという点です。
更にATF交換も私の知っている工場よりも作業が簡素という事が分かりましたので、ここは余計な補修や整備は納車後に行う事にして、ひとまず車両は確保しようという事になりました。

納車後に整備や修正を行わなければダメなのか??
そういう事はありませんが、ぱっと見の外観の綺麗さや室内の綺麗さ以上に車としての機能はどうか?
中古車はそういう部分にも気を配りたいところです。
この車は納車後の整備を随時お伝えしようと思います。

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