普通に劣化しますね・・・シーリングは | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

近所の若者が乗る20年落ちの軽自動車。
先週ですかね?・・・電話が来まして、「トランクのスペアタイヤの所が水浸しで・・」って事でした。

NAロードスターだとよくあるのが、テール周辺のガスケットやレインレールの割れ&ゴミ、デッキプレート周辺のボルト等・・・です。
で、案外気付かないのがシーリング剤の割れ・・もう経年劣化ですね。


これはNA8とNA6です。
事故車ではありません・・・普通に割れてます。
こういうトコロからじわじわと水が入って来たりしますね。

ガレージ保管車だとあまり気付きにくいかもしれません。
外観を気にして全塗装してピカピカ!!・・・でも、こういう部分の処置をきちんとしていますか?
新しい塗装に誤魔化されて30年の劣化が隠れている部分でもあります。
全塗装する場合は、こういうシーリングを剥がしてやり直すというオーダーも必要に思います。
フロントフェンダーも外せばAピラー直下のシーリングの割れに気付くでしょう。
表面だけ綺麗な塗装では不十分・・・と私は思います。
 

冒頭に出て来た20年前の軽自動車・・・恐らく過去に軽くリアをぶつけたのでしょうか?
リアバンパーとテールを外してみると少しパネルに歪みがあるのと、パネルの隙間にホースで水を当ててみるとジワジワと漏れて来る部分が3カ所ありました。
あまり時間も無いのでオイルパンガスケットを塗りまくってとりあえず水の侵入を防いで対処です。

あとは・・・まあ様子見でしょうか。
結構不具合を抱えた個体なので、ある程度の修理代が掛かる場合は廃車の方向だそうです。
外観はそこそこ良いのですが、室内のパネルの継ぎ目には結構錆が見受けられましたね。
防錆も重要なのです。

やはり外観よりも中身・・・がポイントですね。

ガレーヂ27番地
お問い合わせ mailto:sr.ltd8@gmail.com

オリジナルブランド「M&G27B」
高性能プロペラシャフト「REFP」