中古車業界は荒れてますねえ | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

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個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

ビッグモーターの件で様々な波乱が波及しているように思います。
なにもビッグモーターだけの話じゃなく、中古車業界は昔から様々あると思います。

まあ、騙し合いです・・・要はバレなければOK、そんな話はよく聞きました。

それでもね、何故か買うんです・・・売れるんです、そういう車が。

とにかくその車に乗りたくて・・でも相場が高かったから、安いのを探した(これNA/NBに当てはまりますね)。
免許取り立ての子供に買ってやった・・・見た目綺麗で安いし(全塗装済みの軽自動車)。
程度が良かったから買った(実は全塗装されててパっと見だけ良かった)

上記は履歴が分からない・・・全塗装されていて綺麗だから余計に元が分からない。
そして保証がない。

そして、買う段階で・・・コーティング等(高額でね)


青森だと、良い車が無いとか錆びもあって、買う場所が遠方であったりもするんです。
足元見られるんですよ・・で、買って見せてもらうと・・・「ええ~?コレ?」ってなるのがあります。
2例ほど挙げてみましょうか。

・S2000(AP1)
実際の程度は、年式の割には良い部類に入ると思います。
走行4万キロ台・・・4年前で関東のスポーツカー専門店で250万円の車体価格でした。
ただ、その買ったお店で勧められて施工した専門店に出したっていう15万円のガラスコーティングが・・・残念でしたねえ。
モデューロのエアロだったと思いますが、リアウイングの足の付け根とか水垢が分かる状態で残ってるんです。
汚れが取り切れてません・・・そういう状態に強固なガラスコーティングしてあるのですよね。
15万円です・・・買う前に、買ったらS2000に強いショップにそのまま乗って行って、有料で車の診断してもらうのがベストですよ!というアドバイスは無視です。
洗車だけやってもらって、初期メンテナンスで15万も出せれば関東から自走で気持ちよく帰って来れるじゃないですか・・・趣味用とすればそういう下準備は必要に思うのです。
磨きやコーティングは後からどうにでもなるのです。

・インプレッサ(GC8)
これはつい2ヶ月ほど前ですね・・簡単に言えば同僚です。
恐らく最終型?かなSti ver5だと思いますが。
純正ではないホワイトに全塗装されています・・・トヨタのスーパーホワイトのような色です。

確かGC8のホワイトは若干クリームがかった色・・・マツダでいうトコロのシャストホワイトに近い色だったと思います。
ホイールは新品?キャリパーは塗装され、パッド・ローターは新品です。
パっと見は綺麗に見えるんですが、マスキングが雑でモールに塗料が付いていますし、塗装されてない部分が直ぐに分かります。
モール、ウエザーストリップは古いまま・・・ものすごくチグハグです。
で、下周りを覗けばサスアームやマフラーには錆が・・・
これで420万円とは・・・

これでね・・いやあこれは無いんでないの?と言えば・・「もう買ってしまったし」とか言い出すんですよ。
買う前に相談してきたりして、様々案を出せども目の前の餌にはそういうのを忘れるんですよね。

冷静に見て行きましょう・・・中古車は。

ガレーヂ27番地
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