さすがに35万キロ走行だと・(プロペラシャフトの話11 ) | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

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個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

過走行のNAロードスターを買ってレストアしている方からガタガタで交換したプロペラシャフトを提供して頂きました。

 
その走行距離は約35万キロ・・・月までもう少しです(笑)
 
 
使い切った・・・そういう感じがします。
車を買った時から異音と振動があったそうなので、レストアがてら交換項目の一つとして考えていたようですが、交換は正解です・・・このまま行けば不動、下手をすると事故の元になりますし、フロアを損傷するでしょう。
 
検証

動画の通り、ガタがありますし、スパイダー部分のベアリングはもう機能していません。
 
ベアリングも、ベアリングレースも外から見えますし、相当力を入れないと動きません。
シャフト側のヨークが片方広がっている???ようにも見えますが、そこは正確な計測が必要でしょう。
思いっきり損傷していれば別ですが、微妙な場合の見た目判断は出来ないでしょうね。

あとは、ミッション側のオイルシールが当たってる部分・・・幅広く結構光っています。
金属が部分的に光っているのは「磨かれて減った」事を意味すると思いますが、触ってみて少し凹んでいますね。
オイルシールが新品であれば、この凹みに線傷が等が無ければゴムの弾性で漏れは無いと考えますので多分まだ使えるかな?と思いますが、出来ればこのヨークは程度の良い物に換えてみたいです・・・が、ちょっと非現実。
もう一本プロペラシャフトがあればニコイチにでも・・・と思いますが、そこまでするならもうちょっと程度の良い物をベースにリビルト・REFP化すればいいので、このシャフトに拘る事も無いですね。
ただ、これもベース品になるかもしれないので、施工検証用として機会があれば施工元に送って検証してもらう予定です。

10万キロ以下、12万キロ、20万キロ、24万キロ、30万キロ、35万キロ・・・と様々見て来ましたが、

 

 

線引きがあるとすれば・・・「持って30万キロ、出来れば20万キロ毎に新品交換又はリビルト、理想は10万キロ毎に新品交換またはリビルト」でしょうか。


いずれにしても、プロペラシャフトは「消耗品」です。

しっかりと点検が必要ですね。


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高性能リビルトプロペラシャフト「REFP」