高幡不動の駅から、いやいや長蛇の列。最後尾は駅より先まで伸びているではないか。


 午前10時11時と節分会で豆まきがあるわけだ。だからって、並ぶことは無いのに延々と境内まで沿道に沿って並んでいる。これじゃ待っても入りきらないんじゃないのかな?まったく、日本人は並ぶことに歓びを感じているかの如く思える。たかだか、芸能人たって、高島礼子や山口もえ、成田山とは比較にならないのに、この始末である。


 今回の目的はだるま市で、或ることで祈願成就したもので賽銭を持って、だるまを三個も大きな袋に入れ持っていったのだ。それがこれでは、と頭を抱えたのだが、よくできたもんで、列の脇を歩けるスペースがあり、境内にお参りすることはできなくてもだるま市にはスムーズに行けた。


 内輪やお守りとだるまさんをお返しして、横道の出店の通りを登り、いつもの店で新たにだるまを買った。


 丁度、タイミングがいいと言うのか、お坊さんの列に芸能人、年男たちが境内に向かって、そろそろと歩いて来るではないか。だるまやが言うには、「ここらへんで待ちなさい」そして「豆をください」と言えば誰かがくれるよ、というわけだ。そんなわけで高島礼子からもお豆をいただいた。褒めそやす声を掛ければいい。誰もが気持ちよく豆をくれる、お陰で、買ったら1000円くらいの価値ある量の豆をゲットしてしまった。境内で紙袋を広げ大声で叫んだとしても、なに20個か30個の豆が貰えるだけである。余りにもずるい方法ではある。なんか申し訳ないような気分だし、これじゃ御利益がないのかもしれないが、早々と引き上げてしまった。


 家に戻り「鬼は外、福は内」とやっても大量の豆が残って、これから時間をかけて食べようと思う。残したら、そりゃ失礼だよ。


 偶然なんだけど、本屋で「写楽」というミステリーを買った。問題の肉筆画の脇にオランダ語で「鬼は外、福は内」って書いてあるんだって!


 読み進めば面白くなりそう。