来年早々に予定されるであろう総選挙は、7月の衆参ダブル選挙になるほうが為政者にとっては望ましいことである。ねじれ解消のチャンスになるし、維新の会の人気に変動があるかもしれないからだ。


 しかし逆に維新の会は既成国会議員で党派を組み、更に人数を増やせる時間を与えることにもなる。つまり維新の会も既成政党になり助成金をもらっての枠組みの中で安倍晋三と手を組むことになるのであろう。


 又しかし、これでは古代の継体や天武の時、地方の力が大きく作用したことで時代が変わっていった形とは違ったものになり、なんら新しい時代を切り開くことにはならないのである。


 地方が政権を取らなくてもいい、変化をもたらす切っ掛けになればいいのである。


 天智は白村江で大敗してから内政に力を注いだが、その実、血なまぐさい権力闘争で蘇我一族を滅ぼしてきたが、この渡来人同士の争いに東国の地場勢力が係わったことで時代が動いている。


 継体は力を発揮するまでに20年もかかっている。今なら2、3年は掛かるのであろう。となると、もし橋下ならもう少し我慢して自前の党派を作るべきであった。だが、もう動いてしまったのだから革命的とはならないまでも安倍や石破と組んでネオコンに走ればいい。


 一方が出てきて勢力を増せば、当然のごとくそれに対抗する勢力が現れるはずだ。リベラルな党派が力を得てくるのである。


 現在の日本の政治地図をみれば誰でもその右傾化に気付く。領土問題で反する意見を言うことは不可能。ネオリベラルで対抗せねばならないのである。


 原発に対する市民の声はあるが領土問題には影を薄くせざるを得ない。ポピュリズムに影響を得易い日本人は、やっぱ領土問題で白熱してしまい、戦争が出来ない状況の中で落とし所を見失いながら自民党を選んでしまうだろう。


 結局、政治地図が大きく偏って右傾化し憲法論議が始まることで、ネオリベラルはもしかすると、勢力を結集出来るかもしれない。


 この時、憲法改正が出来るのであれば、望ましい結果としての憲法が出来るであろう。


 これが一方的に右傾化したままで憲法改正がなされたとしたら、由々しきになるのである。