ショパンコンクール実況中継(続) | ピアノのエチュード

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☆:;;;:*日々の勉強で、感じたこと、新たに知ったことを綴ります*:;;;:☆

みなさま こんにちは

本当に
びっくりしましたヽ((◎@@DASH!◎ ))ゝ

2次予選の結果

日本人が3次に、一人もいなくなってしまったのも
驚きですが

所謂、ショパンをよーく本質から勉強して、完璧に仕上げて来た
上手い人メラメラが落ちて

ショパンを、自分の言葉で弾いているというか、
何らかの新風を演奏に吹き込んだ人が
(例え下手でも)残ったような気がしました。

個性が高く評価される判定基準になったのでしょうか。。

一次とは逆ですね

一次は、俗に、どこのコンクールでも通用するような、
きちんと弾けた人が受かった気がしました。

で、

3次の第一日目の演奏を、聴きましたが、

噂話を、演奏する本人たちも聞いたのでしょうか。。。

ポーランド人のPawel Wakarecyのように、
自分の天分でもってでしか弾けない人はともかくとして、

実力にも弾き方にも余裕がある、ブルガリア人のEvgeni Bozhanovなどは、
2次では完璧すぎるほど、まともな路線で巨匠みたいに上手く弾いたのに、
3次では、変ドクロ、ショパンのパロディーじゃないの?とも思えるくらい、
個性的に弾いた!!!!!と、私は思いました。

たぶん、本人が噂を聞いて、
直前に自分で意識して、弾き方を変えた!!!

でも、
いったい、3次ではどういう判定評価になるんでしょう

やっぱり、
ショパンは、美しくないとだめじゃないかなあ。。。。
(注)単なる、自分だけの意見m(..)m、デス
   ゴメンナサイ

例えば、
洋服選びを考えたとき、最近はいろんな、面白く、変わった服が売られていますが、
必ずしも、すべての服が、上品で美しくはない!!!

それに
面白い服を選ぶとなると、
好みが、見る人によって様々

同じものでも、ある人は好きだし、ある人は大嫌い

それと似ているような気がする。。。。

ショパンコンクールの3次予選って

個性、個性、変わってる、変わってる、で、弾いてくるのかなあ

とにかく、
普通のコンクールじゃないですね、
他のコンクールでは
いったい、どこのだれが、思いきって
嫌われるかもしれない演奏にトライするでしょう。。。。

うーん、今回、
本選に残るのはだれ?
そして、一位に選ばれるのは。。。


”ショパンとサンド”音楽之友社の本を読むと、

ショパンにまつわる人間模様、そして人生自体は、かなりドロドロしていて、生々しいです。

サンドが、人の心の隅々にある、普通なら黙って溶かし癒すような痛いところを
多彩な言葉でヒョウヒョウとまくし立てるせいでもあります。叫び

そして、病気生活も、相当ひどかったようです。
びっくりするほど痩せていたし。。。。
170cm、洋服を着たままで、43.9キロ(ショパン、30歳の時)
食べられないから汗

サンドは、ショパンが実のお姉さんに14年ぶりに会うことになった時、
あんまり痩せている弟を見てショックを受けるのではないかと心配して、
前もって、お姉さんに手紙を書いて、心の準備をさせたほどです。

しかも、ショパンは
優雅な気分で曲をさらーっと、軽く書いたのではなく、
いつも、とんでもなく瞬発エネルギーメラメラドンッ爆弾を費やして、
苦労して、曲を発案したのです。

だから、晩年、ショパンは、
サンドと別れた後、死ぬまでの間、体調がどんどん悪くなり、
お金をかせぐために人を教えることこそしましたが、
もはや、作曲出来なかった

つまり、
生のショパン=美しい、ではない

でも、かといって、
音楽で、
残酷ショパンを聞きたくないのだけれど。。。

結果を見たら、
ちょっと、考えがまた変わるかも。。うふふ(失礼しました)

とにかく、楽しみです。(=⌒@@ラブラブ⌒=)