母と2人暮らし | なっちさんのブログ

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55歳独身の僕は86歳の母と2人暮らし。母は僕が中学3年の時に一度倒れた。日曜日で家族全員いたから助かったが平日だったら危なかったかもしれない。
ある日曜日の午前中母は台所で家事をしていた。
突然立てなくなり苦しくなり動けなくなった。
そばにいた父が異変に気付き救急車を呼ぼうとするが
救急車は110番か?
なんてパニック状態。
何とか119番したが今度は父は住所がわからないほどパニック。
電話を代わろうにも母は苦しくて話せない。電話の所まで動けない。
それを心配そうに見ている当時高校生の姉。母が姉を見て電話を代わるように目で合図する。姉が電話を代わり住所を伝えた。
その時僕は2階の自分の部屋にいた。
救急車の音が聞こえる。だんだん近付いてくると思ったらうちの前で音が止まった。
驚いて階段降りて下に行くと母が運ばれて行った。
2週間位入院して退院してきた。病院の診断は狭心症。母は原因が心臓ではないと感じていた。
退院後複数の病院に行って検査した。

薬は治療薬という言葉があるから病気を治す物と思っていた。でも実際は治すではなく症状を抑える物。
例えば腰痛や膝痛で整形外科で処方された薬飲んでも腰痛や膝痛は治らない。あくまで痛み止めなので薬では治らない。
花粉症で病院から処方された薬飲んでも花粉症は治らない。毎年花粉症になる。花粉症の症状を抑えているだけで花粉症は治らない。
風邪薬は鼻水、咳、発熱などの症状を抑えるだけで風邪を治してる訳ではない。症状を抑えている間に寝て休んで自分で回復するのだ。

母は退院して症状が出てない状態で複数の病院に行ったら倒れた時の様子を聞いて車の酔い止めを処方されたりした。


その他もトンチンカンな診断をされた。症状を抑えるのが薬で症状が出てない時に原因を調べるのは難しい。
母は友人の紹介でK医院に行った。K医院は大学病院に血液送ったり徹底的に調べてくれた。母が倒れた原因は狭心症ではなく甲状腺と突き止めた。
そして先生は薬を処方し
この薬は一生飲まなければいけない。
と言った。
それから40年母はK医院に通院を続けている。母のかかりつけ医だ。専門外の事も相談に乗ってくれて病院を紹介してくれたりする。
昨年母を40年担当していた院長が高齢の為引退した。現在は息子と娘が引き継いでいる。
40年の間、母は体調が良いので治ったと思い薬を飲まない時期があったが必ず高熱出したり体調が悪化した。

甲状腺の症状を薬で抑えているだけで治った訳ではない。


K医院に行き始めた時母はペーパードライバーだった。うちは坂の下なので何処行くにも坂を上がらなければならない。K医院行くには長い坂もある。当時40代でペーパードライバーの母は自転車でK医院に通院していた。


一生自転車で通院に不安を感じた母は車に乗る事にした。

僕が大学生の時から母は車に乗り始めた。

K医院は車なら15分かからない。自転車だと20分位だろうか?坂が多いので雨の日も夏の日も冬の日も自転車では大変だ。

5年前に母は車の運転をやめた。

K医院に行くのに車も自転車を使わない場合行き帰りタクシーという訳にもいかない。

電車で行くとうちから最寄り駅まで僕の足で近道使い徒歩15分。母だと20分かかるかもしれない。

電車は1駅で2分。駅からK医院まで徒歩15分。K医院まで電車で通院はなかなか大変だ。

でも毎月行かなければならない。

だから休みの日の午後一緒にK医院まで行き僕は車で昼寝したりTV見たりして待っていたり土曜日の午前中に仕事行く前に一緒にK医院行ったりする。

K医院の近くに眼科がありその眼科も母は半年に一度検査に行く。眼科の前に喫茶店があり喫茶店の隣にあったバーで僕は大学時代にバイトしていた。だから喫茶店のマスターとは古い付き合い。眼科は時間がかかるので眼科に車を停めて喫茶店で母を待つ。

K医院と眼科両方同じ日に行く。

その他に母は整形外科と胃腸科にも通院している。整形外科は仕事行く前に行きだけ送ったりする。胃腸科も行きだけ送る事もあるがバスで行く事もある。

近所に姉がいるので土日であれば用事を姉に頼む事も出来るが姉は母に対して言葉がきつい時がある。僕より姉の方が細かい事に気付き気を使ってくれるのだが言葉がきつい。

母の買い物に付き合い僕が買った物を袋に詰めている間に母はセルフレジで支払い。母を見るとセルフレジに戸惑う。モタモタしている。

画面の指示通りに操作すれば良いのだが画面をよく見ないで間違った操作をしてエラー音にパニック。高齢者あるあるだ。

そういう時姉ならきつい言葉が飛んでくる。

母の友人が

娘と暮らす位ならひとり暮らしが良い。

という意見に同感していた。

5年前母が車やめるように強く訴えたのも姉だ。

お母さん、刑務所行きたくなかったら車やめな。

言いたい事はわかるが言い方がきつい。

まあ母が車やめたすぐ後に池袋の暴走事故があったのでやめて正解だったように思う。

僕の友達の母や近所の母と同年代の女性と比べると母は元気な方だと思う。

認知症の父を見ていたが母は物忘れはあるが認知症ではない。杖がなくても歩ける。

これは5年通っている電位治療の無料体験の効果が大きいと思う。

今後の為にもお金は必要。だけどなかなかお金がためられない。かといって僕の給料が今から急に上がるも考えにくい。今より高給な会社へ転職という訳にもいかない。今の会社で頑張るしかない。肉体労働の飲食店の仕事には体力は絶対条件。風邪ひかない、コロナウイルスにかかった事ない、インフルエンザにもかからない。社会人になって33年病欠した事ない。母の為にも自分の為にも経済的にも健康でいなければならない。

お金は使うが趣味のマッサージは必要だ。

僕は独身なので奥さんや子供に気を使う、お金を使うという必要がない。

今さら結婚もないだろう。

父の兄の子供は娘で姓が変わった。父の兄の孫も当然姓が違う。

姉も何十年別居してるとはいえ結婚したので姓が違う。

このままだと僕の名字を減らす事になる。

家系図などないが僕の所で終わる。


僕も母も出来る限り健康でいたいと思う。