巨人との契約が残っていた中田翔選手。代打だろうと飼い殺しだろうと２年は3億円の年俸が保証されていたが中田選手は試合に出たい。
不祥事で日本ハムで出場停止になってる時に無償トレードで巨人に移籍した。当時の日本ハム栗山監督が巨人の原監督に頼み込んで実現したトレード。中田選手は昨年復活し3年契約を勝ち取った。
今年は開幕から好調だった。肉離れで戦線離脱。岡本選手は好調なものの坂本選手、丸選手が不調で巨人も低迷していたので中田選手は無理して早く復帰した印象。それが良くなかったのか怪我したり不調になったり。
一方坂本選手は怪我から戻ると打ちまくるが又怪我をする。
数年前から守備の負担の大きいショートからのコンバートを打診されていた。坂本選手はショートにこだわりがあった。巨人としては坂本選手の打撃は必要。でもショートでは負担が大きい。シーズン途中に坂本選手のサードにコンバートした。さすが坂本選手で初挑戦のサードを上手くこなした。ショートに入った門脇選手も活躍した。
不動の4番岡本選手はサード、ファースト、レフトと色々守っていたが坂本選手コンバート後はファーストを守った。
巨人は4位に終わり原監督から阿部監督に交代した。
阿部監督はサード坂本、ショート門脇、ファースト岡本で行くと明言した。
そうなると中田選手は経験のある外野手か代打となる。ファーストの守備に自信のある中田選手。打撃でもスタメン出場なら結果を出せる自信がある。不祥事の自分を引き受けてくれた原監督は辞任した。
FAという方法もあったが年俸や人的補償を考え巨人に自由契約をお願いした。年俸下がっても出場機会を得られる球団でプレーしたいという覚悟だ。
中日がすぐに獲得に動いた。
中日は投手陣は良い。しかし打てない。岡林選手、大島選手などヒットを打てる選手がいる。チーム事情から細川選手や石川選手が4番を打った。実績のあるビシエド選手は不調で2軍落ちも経験した。
木下選手の怪我で日本ハムから移籍してきた宇佐見真吾捕手が大活躍で数試合4番を打った。8月はサヨナラヒットを3本打つ活躍。木下選手復帰後はファーストを守る日もあった。
岡林選手や石川選手、細川選手を生かす為にも4番に長距離打者が欲しい。ファーストのビシエド選手が不調。ビシエド選手は契約が残っている。代打で巨人中島選手、内野の控えで阪神山本選手、外野手で上林選手を獲得した。ビシエド選手が不調なら中島選手は代打だけでなくファーストも出来る
。
2年連続最下位。長距離打者が不在で点が取れないと弱点ははっきりしてる中日。その弱点埋めるべく中田選手を獲得した。
元々投手力のある中日は野手を補強した。中田選手の成績次第では上位も狙えるのではないか。
正捕手木下選手と打撃の良い宇佐見選手のどちらかが控えに回る。
2軍で結果出しても1軍に呼ばれなかったベテラン中島選手は中日入団会見でとにかく嬉しいと言っていた。心強いベテランだと思う。中田選手に何かあればファーストスタメンで行ける準備するだろう。ファースト安泰でなくなったビシエド選手も黙ってないだろう。復活を目指すだろう。
元AKB48 とNMB48の小笠原茉由さんは小笠原道大さんの娘。アイドル時代の彼女の事は知っていたが小笠原選手の娘さんとは最近知った。彼女は父小笠原道大さんと中田選手の移籍ルートが一緒だと反応した。
そういえばそうだ。
中日にチャンスをもらった中田選手。高年棒に見合った活躍が求められる。頑張って欲しい。