サーンキア哲学の古典である
「サーンキアカーリカ」の70偈をよみはじめている

サーンキア哲学研究のこの本では
ガウダパーダバーシャの註釈書
でおもに解説がなされている。

この本の著者が指摘しているように、
第18偈の内容(プルシャは多である)
誤りであるとおもわれる。
著者によれば、現象世界が多様化しているため
プルシャも多であるというサーンキアカーリカの18偈の内容は、間違えており、
多はプラクリティ側(意識現象のほう)
であると著者は指摘している
さらに譲歩して、比喩としての表現にすぎない
のではないかと解釈している。

それはともかく、
サーンキア哲学の内容であるが、

第20偈について
プルシャがみるために、また、プラクリティが
独存(解脱)のために、両者は結合する

という

第23偈(マハットの説明)
マハットの説明では
(順番どおりすすむと本にかいているわけではないが)
離欲
自在
の4つの決知があるとされる
(しかしサットヴァ性とは反対であるタマス性
があるために8つの状態がある)


マハットのサットヴァ性についてわかりやすくかいてみるなら

法は
まず慈悲、喜捨
そして戒であるヤマ、ニヤマがある

次に知である
外的知はヴェーダ学習などであり
内的知はサーンキア25原理の識別知である

それにより次は
離欲
外的離欲は、感官の対象への無関心
内的離欲は、プラクリティにたいしても厭離となる

それにより
自在(超自然的能力)がある
 これには8つある
微細力
大力(大きくなる能力)
軽妙
至得(なんでも手に入れる能力)
随欲(思いどおりに叶える)
統制(三界を統制する力)
支配(一切を意のままにする)
随意性(ブラフマ天から地上の草までどこにでもゆける能力)

をうるという

マハットのタマス性の相は逆であり

非法
非知
非離欲
非自在

である

以上がマハットという決知
における説明である