幸せな妄想をしながら病院へ足をはこぶ私。
予定日いつかなぁ♬
どれぐらいの大きさかなぁ♬
早く赤ちゃんの姿を見たいなぁ♬
白黒の画面に映る、まだ何やらハッキリ分からない形を見て『愛おしい』『可愛い』と胸キュンしてしまう。
きっと、母親にしか分からないであろう感覚。
次の診察が楽しみで、次回検診日までの1日1日が長く感じてしまうぐらい。
この日の診察は、途中から先生の声も、看護師さんの声も、周りの音さえも何も聞こえてなかったなぁ…
『これが赤ちゃんの頭。ココとココに手。これが足ですね・・・・・・ここが心臓部になるけど、残念ながら心拍が確認できないね…この時期の胎児死亡は、染色体の』
この辺りから、もう頭は真っ白。
手術の説明があったけど、右から左へ抜けてたと思う。
待ち合い室に戻り、オモチャで遊んでいる息子と娘に笑顔ふりまくのに必死だった事は覚えてるけど、あとの事はホントに分からない。記憶にない。
赤ちゃんどうだった?


電話ごしでも分かるぐらいルンルンしてる旦那の声を聞いた瞬間、涙がいっぱい溢れてきた。
『赤ちゃんね、心臓、動いてなかった』
電話の向こうで、旦那も泣いてた。
8週3日。
小さな小さな我が子。
まだ16ミリ。
たったの16ミリの我が子だけど、この姿を見て、愛おしくて愛おしくて何とも言えない気持ちになる。
でも、心臓が動いてないということは
この子をこの腕で抱く日は来ないということ。
守れなかった。
小さな小さな我が子を
私は守ってあげる事ができなかったんだ。。。
