「野火、奔る」あさのあつこ | のほほんDiary

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あさのあつこさんの代表作、弥勒シリーズ第12弾、読了にっこり

あさのさんのいくつかある時代モノシリーズの中でもダントツにおもしろいグッド!

 

 

内容紹介(出版社より)

小間物問屋『遠野屋』の主、清之介は、嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。事件が続くことに北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。次々と『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。ニヒルな同心信次郎、元刺客の商人清之介。尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珍しく焦る清之介が見れてよき。いつも淡々としてるからねー。

自分とこの商売に関わることだから、さすがに焦っちゃったんだね。

いつもながら信次郎の推理がすごすぎて、一を聞いて十を知るどころか100くらい知っちゃってる感じで、序盤のほんの少しの情報からほとんど最後まで見通してたじゃんね…驚き

 

1人、ものすごい推理力の人物が出てくる話はたくさんあるけど、あまりにも1人に頼りすぎるのもどうかと思うんだけどなあ。他の登場人物いらなくね?って感じになっちゃう。

面白いは面白いんだけど、信次郎の焦るところ、というか謎がなかなか解明できないようなストーリーもたまにはあってもいいのに。