【内容情報】(「BOOK」データベースより) 元料理人のサトジが居酒屋で一目惚れした女性と、14年ぶりに再会する。彼女の名はマヨ。いまは離婚を経験し、一人娘のウフと二人で静かに暮らしていた。別れの理由は夫の横暴なふるまい。そのことがウフのこころの傷にもなっている。決して豊かとはいえない母娘の暮らしだが、ともに卵が好物で…。サトジの作る卵料理が二人に幸せの笑みをもたらしていく、芥川賞作家による初の料理小説!
TLでたまに流れてくる辻さんのツイートが深くて、フォローして楽しみにしているのですが、小説は未読でした。
少しまえにまずは、お料理本を借りてみて、今回ようやく小説を。
辻さんて、大人向けの濃厚恋愛小説、ってイメージで、、、、私の苦手ジャンルなのでムムーと思っていたのですが、探したらもう少しライトな感じのもあったのでよかった。
こちらのエッグマン、なかなかでした。エッグマンが恋した女性はマヨ(マヨネーズのマヨ)、その娘はウフ(フランス語でタマゴ)。二人ともなんてかわいい名前
エッグマンが作る数々のおいしそうな卵料理も、フランステイストで、あの料理本を出した辻さんならでは。
エッグマンの人柄も、なんとなく辻さんを髣髴とさせる気がした。
また読めそうなのを見つけて読みたいと思います。
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