山に行きたくて、まず師匠に電話したら家族の介護でいけないと言われ、次にピコさんに電話したら行きたいが謎の肩の痛みで医者に行くと言われ、3番目にコマさんに電話したら釣り針にパクっとヒットした。ちょうど今日はスケジュールが開いているとのことだった。行先はコマさんが行きたがっていた錫杖ヶ岳ということで、集合場所はコマさんがいちばん分かりやすいだろう錫杖湖のレストハウスに9時ということになりました。そんなわけでぼくは3週続けて錫杖ヶ岳に登ることになりました。登山道近くの川向こうの駐車スペースに車を停めてここは東側の登山口です。

登り始めるとこの東の登山道の斜度はやっぱり急です。僕もコマさんも青息吐息の休憩だらけでした。コマさんは家族で行かれた経ヶ峰以来久しぶりの登山です。やっと5合目。急登で息が荒くなって無口になったコマさんもしばらく休憩すると息が落ち着いてしゃべり始めます。仕事の話や新しいパソコンソフトの話になるとついつい休憩時間が長引いてしまうのでした。

分岐点。
 

なんとか頂上到着。遮るものが何もなくただ暑い。それでも昼食をとりました。

良く晴れて眺めは最高でした。
 

 
 

 
 

頂上はほかに4名の登山者が昼食休憩していました。

僕は無線機VX3で、コマさんは高級(3万円もする)中華ラジオでワッチしようと思ったが頂上で交信を聴く大きな音を出すと付近で休む人たちに迷惑がかかるし日差しが暑すぎて頂上にそのままいられなかった。もしかするとアマチュア無線全盛の時代にはせまい頂上でアンテナを設置して平気でワッチしていた人がいたかもしれないとコマさんが言う。
頂上から少し下りた尾根筋にすこしのスペースを発見して登山道から二人でよじ登る。430MHz帯を傍受しようとする僕のVX3に珍しく京都方面からの交信が聞こえた。(いつもは北勢や名古屋や岐阜や知多方面なのに。)ほかには違法な交信しか認められず残念でした。144Mhz帯も交信が入ってこなかった。コマさんが中華ラジオでいろいろと周波数を試すのだがこの日は交信が入ってこなかった。昼前というタイミングもあるがデリンジャー現象も関係していないかなとコマさんはつぶやいていた。ほどよい日陰で虫もあまりいなかったが早々にワッチをあきらめました。

西の登山道を下りてきましたがコマさんはくたくたの様子でした。僕もコマさんもこの横でしばらく座り込んでいました。

錫杖湖まで戻ってコマさんをおろして僕は津市の電化パーツにロングアンテナ770Sを買いに行きました。先週の山行きの後立ち寄ってメーカーに問い合わせていただいたのですが、山で落としたアンテナの上半分の部品だけはメーカーが部品として売ってないということを早々に電話で連絡いただいたのでした。
 
休憩だらけです。