病名を言われてすぐにステロイドでの治療が始まりました。
それまで飲んでいたペンタサの量も増量。
☆感染症を疑われてた時の薬☆
ペンタサ250 3×朝昼夕(9錠)
ミヤBM1g 1×朝昼夕(3包)途中から錠剤に。
クラリスロマイシイン錠200mgサンド 2錠×朝夕(4錠)
タケプロン 朝1錠
フルマリンキット静注用1g 点滴注射
ワイスタール1g 生食液付 点滴注射(吐き気が出て中止)
☆潰瘍性大腸炎と分かってからの薬☆
ペンタサ500 4×朝夕(8錠)
ミヤBM 2×朝昼夕(6錠)
タケプロン 朝1錠
水溶性プレドニン20mg 静注×2(午前午後)
→途中からプレドニン錠5mg 4×朝昼(8錠)
フォサマック35mg 週1錠
両親を呼んで、先生が潰瘍性大腸炎だと説明してくれました。
わたしは病名が分かったことにとにかくホッとしてしまって、安心して、この辛い状況が変わるんだと思ってちょっとにこにこしてたんです。母が「もう、この子はいっつもヘラヘラして」と苦笑して、すると一郎先生から
「……ご本人が一番ショックだと思いますよ。笑うしかない状況なんじゃないですか…」
と憐れみの声。
(や、違うし…!え?でもわたしショックなのかな?無意識のうちに?)
ちょっと分かんなくなってその時何も言えなかったんですけど……
いま思い出しても、やっぱり、この時すごく嬉しかったです。。
難病を診断されて嬉しいのも変なのでしょうが、それまでが本当に死ぬかと思うほどきつかったので(笑)
感染症なのかなと自分も疑いながら治療を受けていて、きつくて、弱っていくばかりの毎日よりも病名が分かって正しい治療が受けられるほうがよっぽど良い。
プレドニン(ステロイド)について一郎先生から、にんにく注射のようなもので、万能だけど副作用に気をつけて、なるべく早く量を減らしていきたいとのお話。
最初本当にステロイド効きました。
毎日8回くらい行っていたトイレが3、4回にすぐに減りました。重湯も美味しく食べられるように!!
20日間ご飯を食べていなかったので、久し振りの食べ物にめっっちゃくちゃ感動。
塩味ってこんなに美味しいんだね(T_T)
朝ドラのごちそうさんを見つつ、朝ごはんの重湯を飲んで、口から物が入るって本当に幸せなことだと思いました。
ステロイド治療開始から一週間ほど過ぎたころ、次郎先生より明日3分粥にして、次の日5分粥…と上げていく提案。
3分粥から一気におかずが増えてレベルアップ。
が……
3分粥メニューを食べた後、お腹に激痛。焼けるような痛み。
トイレに行ったらなんとか治まる。
(えぇ!おかず食べたいのに、食欲はあるのに、お腹痛い!)
もう次は5分粥の予約になっていたのでそのまま5分粥も食べてみるけど、やっぱり激痛。
先生に言ったら退院のびる、あぁステロイドも早く減らしたい!でもお腹痛いよー!!という感じで。。
でも言わないわけにもいかないので………
重湯に戻してほしいとお願い。
一郎先生は「食べるの早かったかな…」と困った様子。
この頃から、ステロイドでずっと快復に向かっていた身体の調子が急降下。
夜中も3回は必ず腹痛で起きる。治まらない下血。
この時の日記を見返すと『お尻からミートソースを出せるようになる』と書いてありました。
わたし、不憫!!(笑)
次の日また内視鏡をしましょうという話になり、次回は4回目の内視鏡の模様です。