内視鏡 元気な時ほど 羞恥心 | ゆるゆる日記+潰瘍性大腸炎徒病記

ゆるゆる日記+潰瘍性大腸炎徒病記

適当な日々の日記と、治療記です。

一句出来ました。

さて、感染症の疑いがなくなってから、個室の外に出れるとお許しを貰いました。
恐る恐るドアを開けて外の世界へ。ナースステーションや談話室、患者図書館などなど。
お城の外はこんな風になっていたのね、とちょっとしたヒロイン気分(違)

そして感染の危険がなくなったので、大部屋への移動をお願い。
空き次第移動できるとのこと。大部屋申請したところで、お兄さん看護師が……

「潰瘍性大腸炎って病気知ってます?」

「え?あ、先生からちょっと説明は聞きましたけど…」

「この病気ってストレスで悪化することも多いんですよ。。
 大部屋でストレス出来るかも…いびきとかうるさいんですよ?!大丈夫ですか?」

真面目に心配そうに言って下さってる様子。
でもでも、個室が、差額ベッド代が高すぎて!そっちの方が死活問題なんです…!
テレビで温泉特集とか見てたら、朝夕付き一泊温泉宿とかがわたしの一泊の部屋代より安いっていう。。
温泉行くわ。


内視鏡の前にどのくらい炎症で腫れているか、てっとり早く見れるからということで、エコー検査もありました。うとうと寝ていたら、突然知らない先生が部屋に来てエコー室に連れて行かれることに。
筋力が落ちていて、歩くのもまだフラフラ。まさに産まれたての子鹿状態でついていく。

初めてのエコー検査。わたし、赤ちゃんを見るイメージしかありませんでした。
ゼリーをお腹に塗られる初体験。先生はちょっとひげが生えている気の優しそうなおじさん先生。

「わかりますか?ハッキリ見えてますよねぇ。腫れてるってことですねぇ」

「うぁ、すごい、面白いですねー」

腫れてるんだから面白くないだろうという感じですが^^;
でも良く見えて、詳しく臓器の場所の説明もしてくださって面白かったです。
腸は横行結腸の端くらいまで腫れているとのこと。

と、ゼリーのボトル?を先生が振り振りしていたところ、ボトルが手からすっぽ抜けて
なんとわたしのお腹にダイブ!!

「あだぁーー!!!」

入院中一番じゃないか?というほどの物理的な攻撃!!(笑)

「あぁあ!ごめんね!ごめん!ごめんね!!」

焦る先生。

「あ、大丈夫です…大丈夫ですよ」

いろいろあるなぁ。゚( ゚^∀^゚)゚。


検査終了後、一郎先生が部屋にやってこられて
「エコー検査どうだった?全然痛くなかったでしょ。あの先生はエコーのプロフェッショナルだしね」

痛かったです、と思いつつ(笑)次の内視鏡検査の説明を受ける。
内視鏡のプロの後はエコーのプロか……
先生がたくさんいらっしゃると訳が分からなくなりますが、良い面もあるのかな。


さあさぁ、12月12日 4回目の内視鏡です。

もう今回は3分粥、5分粥を数回食べてしまっていたのでニフレック2Lから逃れられませんでした。朝からひたすらニフレック飲む。苦い、不味い、もう一杯、いらない。

準備を終えて、内視鏡室へ。今日は誰先生がカメラ入れてくれるの?とソワソワしていたら、
主治医の一郎先生がにこにこと登場!初めての一郎先生で安心してわたしも笑顔に!

「一郎せんせー!♪♪」

「はい、頑張りましょうね!」

一郎先生の笑顔めっちゃ優しくて大好き!と思っていたところ

(はっ、この先生にまでお尻から………喜ぶところじゃなかったorz)

一瞬で、知らないおじさん先生の方が乙女心的に良かったと思いなおしました。
まだ30はじめであろう男性に。。あ、乙女心崩壊してたからもういいのか☆(無我の境地)

もう、一郎先生が内視鏡上手いかお手並み拝見といこうじゃない、と上から目線に切り替えていざ検査へ。今までで内視鏡した中で一番体調良いし、気持ちも明るい!今日はカメラの映像自分も見るぞと気合十分。鎮静剤も使わずにスタート。

内視鏡の模様は姉に書いた手紙からイラスト付きでお送りします。

naisi

結局途中で鎮静剤を使う事に…
でも痛さで起きてしまって意味なく(涙)

検査の後、点滴の針刺し直しで6回ほどやり直してやっと入るという。。ヘトヘトの一日でした。
次回は検査結果と注腸造影初体験です。
いろいろと大切なものを失っていく、ひと冬の思い出は続きます。

もうお嫁行けない。。