入院そして転院 どこ行くの | ゆるゆる日記+潰瘍性大腸炎徒病記

ゆるゆる日記+潰瘍性大腸炎徒病記

適当な日々の日記と、治療記です。

続きです。
内科の先生から電話があって、その日の午後に紹介された近くの総合病院に行くことに。
受付を済ませ、待合室で待っている間も

(死ぬ……)

吐き気は少しおさまっていましたが、高熱とお腹の痛みで意識朦朧。
看護師のお姉さんに連れられて採血、血圧をはかってまたしばらく待合室で待機。

(もうダメ…)

椅子二つ分使ってダウン。隣に座っていたおばさまの「あなた!大丈夫?!」と
いう声が聞こえるけど首を振るしかできないわたし。ひ・さ・ん^^
看護師さんがストレッチャーを持ってきてくれて寝て待機することに。
待合室の廊下で、超目立ってたと思うんですけどもうそんなこと気にしてるだんじゃない。

そのまま運ばれてレントゲン検査へ。男の人に検査着に着替えるように説明される。
「着替え終わったら声かけて下さい」と言って別室の機械室?に。
その部屋から話声が。
「若い女だから着替えに時間がかかるタイプ(笑)」「あはは」

声、大きいぞ?^^(某CM再び)

死にそうな時に男性の会話がにくい。
でもね、ふふ、甘いよ……。
ボロボロのわたしにもはや羞恥心なぞ、ない!!(涙)

立ってるのも辛いからガバッと脱いでチャッチャと着替える。
レントゲン無事終了。

そうしながらも、看護師さんがわたしの触ったところを次々に布で拭いていくのが見える。
「ノロウィルスの可能性があるけん吹きあげんといかん」とか別の看護師さんと話してて
お手数掛けます…と思うと同時に、でもたぶん感染症じゃない、と思うわたし。

次はMRI。これも初体験でしたが、息をとめたり吐いたりがお腹が痛くて熱がある状態ではきつかったです。
でもこれも無事に終わってやっとベッドの部屋に移動。
海外旅行帰りでウィルス感染の可能性があるので、強制的に個室。

「点滴打ったらすぐ元気になるから!」

と、ベテラン風の看護師さんに言われてまた点滴。が、そのまま寝るも、元気にならず。
次は大腸カメラのために下剤を飲むように案内される。
もうしばらく食べていなくて血しか出ないと説明。

「じゃあトイレして、先生に確認してもらいましょう」
ということで、再びトイレで頑張る。鮮血出したところで主治医の先生が来てくれる。

体格の良い男らしい感じの先生が、トイレをのぞいて一言
「血だ!血じゃんか!!」

下剤はいい!下剤はいい!!とか叫ばれて内視鏡室に運ばれる事に。

ここで、わたしの肉体疲労と精神疲労がピークに。
人って……もうダメだって思った極限の時はおかしくなるんですね……

内視鏡室でなぜか寝たまま突然号泣
自分でびっくりしたけど、辛すぎたのか限界だったのか、涙をぬぐう力もなくだだ泣き。

気が付いたら、内視鏡室に看護師さんじゃなく「医師」の名札を付けた先生が5、6人。
さっきの主治医の先生が

「大丈夫だから!根拠はないけど!こんなに医者がみんな心配してるから!!だから大丈夫だから!」

その声を片隅で聞きながら、そうか、大丈夫か…とちょっと安心して先生に感謝しながら意識が遠のいていきました。

気が付いたら個室のベッドに。
わたしの初大腸カメラ、内視鏡はこれで終了。
検査中の記憶、全くありません。

「目ぇさめた?!」と主治医の先生がまた大きな声を出しながら部屋に入ってきて

「潰瘍性大腸炎っていう……難しい病気の可能性があります。もっとしっかり検査できる病院に移動したが、娘さんのために良いと思います。友人に良い先生がいるので紹介状書きます」

まだボーッとしているわたしの隣で、両親に説明。
潰瘍性大腸炎って……なに?
初めてこの病名を聞いた時でした。

結局土日がはさむ関係で3日間痛み止めを打ちながら吐き気と熱をごまかしつつ
なんとかこの病院で過ごし、月曜日別にさらに大きな病院に転院することに。

わたしーはー流れーてどこどこいーくのー♪
歌ってる場合じゃない(^^)ノシ