今日はくどうれいんさんのエッセイ集『うたうおばけ』に収録されているエッセイ『謎の塚澤』の話がしたいです。


このエッセイもうたおばの中でかなり存在感があって、短いけれど読み応えがある話ですよね。


トーシロの分析ほど読んでらんないものはないと思いますが、くどうれいんさんの文章がもっているリズミカルな小気味良さって、やっぱり俳句や短歌もやってる仮だったりするんですかね。


エッセイ自体に強烈なオチがあったり、考えさせられる要素があったりするわけでもなく,ただ塚澤を変だと思うだけでエッセイが終わっていくのが、なんだか生活感というかかわいらしさがあって好きです。






うみがめのスープって聞いたことあるしこの問題の答えも知ってる気がするんだけど、どうも思い出せないです。でもなんとなくこの答えを知らない方が、なんだかふわふわした気分でこのエッセイを読めるんで、おすすめです。


答えを、忘れてください。



それと塚澤を嫌いに思わない理由が「世界一周とか日本縦断とか言い出す感じじゃなかったから」というのもいいですよね。


最近のツイートかポストかでも思いましたけど、くどうれいんさんのしれっとした悪意が、文章全体の柔らかさの中で異様な食感になるので、そこがいい感じですよね。


すごいいい感じ。眠い。夜じゃないのに。


最近だいぶやらないといけないことを後回しにしてぼーっとしてるような毎日なので、罪悪感にさいなまれています。


あと一昨日メロンパンを食べたんですけど、富良野のなんかがアレらしくてすごい美味しかったです。コンビニなのにすんごい安くて、驚きを隠せない一昨日でした。


最近レジとかでお金を出すとき、いつも「あぁ、慌てないでいいですよ〜」的な優しいことを言われます。こないだなんて、美術展でお土産買おうとしたらおばちゃんのレジャー(レジを打つ人を指す造語)に「落ち着いて!!』って言われた。


みんな優しくていい気分になりそうですね。眠い。