中日クラウンズネタで随分ひっぱてきましたが、
これが、最後のクラウンズネタになります。
また、裏方の話が長くなる、ちょっといい話です。
前回まででも、ご紹介した、裏方が最も尊敬する
偉大なるアマチュアゴルファー、尾家清孝氏 が、
第25回の中日クラウンズで活躍したことは、前回までに
ご紹介させていただきました。
裏方は、尾家さんのことを、ゴルファーとしてでなく、
その人間性を尊敬しています。
たまに、宇宙人言語を語られますが・・・(笑)
「ブログに、色々と殿(尾家さん)のゴルフにまつわる話を掲載させていただきます。」
と報告したら、
「ブログって何か?」
って聞かれました。(笑)
豊前の方が
皆こうじゃないですよ。
殿は、特別です。
アマチュアゴルファーとして活躍しながらも、
多方面で社会貢献活動をされ、特に豊前青年会議所では、
若くして理事長まで務められ、また福岡県の役員の際には、
神戸の震災ボランティアの責任者として行くなど数々の
社会貢献をすすめられてきました。
トップアマチュアとして、競技に参加しながらの活動は
大変だったにちがいありあません。
そして、たしか1999年に日本青年会議所の委員長を務められました。
成りたいと思っても、日本青年会議所の委員長には中々なれません。
以下、本人及び周りから伝え聞いた話を再現させていただきます。
忠実に再現できていないと思いますが、お許しください。
尾家さんが指揮するその委員会は、スポーツを通じて青少年の健全育成を推進する
ことを目的とした委員会だったと聞いていますが、活動の1つとして
小・中学校のグラウンドの芝生化を推進する活動を行われていました。
今でも、この活動は各地で行われています。
ヨーロッパ等では、芝生グランドが当たり前の様です。
尾家さんも委員長として活動する中で、積極的に取り組まれましたが、
問題が大きすぎ何から手をつけてよいかわかりません。
そこで当時、校庭の芝生化運動を先駆けて行っていた、サッカーのJリーグの
本部に、教えを伺いたいと、手紙を書いて会談のアポイントを取ろうとしたそうです。
アポイントをいただこうとした方は、当時のチェアマン。
当時のJリーグといえば、発足から急拡大して、まさに人気絶頂を迎えており、
そのチェアマンといえば、日本青年会議所の委員長とはいえ、普通なら絶対会えるはずが
ありません。
というより、人脈をたどるなど何の根回しもせずに、手紙だけを送って、面会いただこうとする
行為事態が、普通の感覚ではありません。
多分、委員会のメンバーもそう思っていたでしょう。
その、正面切った行動に、何故かJリーグ側が応えてくれて面会の時間をいただけたそうです。
当然、チェアマンが直接対応いただけるはずは無いと思いながらも、詳しいご担当の方に
お会いできると思って、委員会メンバー(全国の青年会議所から出向してきた人達)とともに、
Jリーグ本部に伺ったところ、チェアマンご本人が出てきて応対してくれたらしいのです。
驚きと喜びの中、尾家さんがご挨拶したところ、
「はじめまして、尾家です。本日はよろしくおねがいします」
「僕は、ずっと前から君のことを知っているんだよ」
と声をかけられたそうです。
尾家さんクラスのアマチュアゴルファーなら、日本の政財界トップクラスの方と
ラウンドする機会はあるので、幅広い人脈がありますが、
本人はチェアマンにお会いしたことは、まったく記憶にないことで、
「それは、失礼しました」と言ったところ、
「それは、無理ないよ。だって、君は私に気づくはずが無いよ。
僕が、君を知ったのは、ジャック・ニクラウスが、出場した中日クラウンズ
だよ。
僕は当時、名古屋に居て、日本中の注目を集めたトーナメントの優勝争いを
しているアマチュアの選手がいることを新聞で知って、是非応援しようと思って、
君の応援に行ってラウンドにずっとついて回ったんだよ。
凄いアマチュアがいるなって感銘して、ずっと気にかけていたんだよ。
だから、君からの会談の申込の手紙に驚いて、こんな活動してるのか?
じゃあ、是非お会いしよう。と喜んで応じさせていただいたんだよ。」
チェアマン自身も、シングルまで行かれたゴルフプレーヤーだったのです。
この再会に、本人は基より、居合わせた委員会メンバーもあらためて、
驚きと感動を受けたそうです。
その後の会談が盛り上がったのは言うまでも無く、
今でも、お二人は交流があるそうです。
ゴルフを通じてこうした出会いが生まれるなんて、
何か、この話良くないですか?
裏方、この話聞いて感動しました。
ゴルフのプレーに感銘を受けて、それがいづれこんな出会いとして
再現するなんて、生涯アマチュアゴルファーだからですよね。
あらためて尊敬しました。
アマチュアゴルファーが競技を続けていくには、
ゴルフだけでなく、仕事・社会貢献活動、色んな事を抱えながら、
プレーを続けていかなければなりません。
そうして努力していれば、いつか同じような出逢いがあるかもしれません。
裏方も、いつかこんな出会いしてみたいです。
「あの時、とんでもないOB打ってた人だね」言われそうですが(笑)