修行前の研修が原因で起こったヲタク事件…

※詳しくは
「やっぱりめちゃくちゃ料理の世界、、、ヲタクの始め方」参照



そこから
完全にヲタクキャラの俺…



何かアイドル事情で疑問があれば、

すぐに質問される。


某アイドルの坊主事件や

新曲の発売日と握手会システムについて

テレビCMのあの子は誰だ?

など
質問の幅はかなり広い。


しかも、
コアな質問をされることが多い。



答えられないと、

それだけで場の空気が重くなる。


まぁ
歓迎会でやらかしているわけで…

それぐらい答えろよ!
という考えなんでしょうね…


そんな訳で
修行期間中もずっと
アイドル勉強を欠かさなかった!



ちゃんと現場にも行きましたよ!


でも、
イベントは基本的に土日。

飲食は土日が忙しい…




流れ着いた先が…


地下?…
メジャーではない秋葉原のアイドルだった。



そこの情報網は半端ない!!

某アイドルの握手会事件もニュースになる前に

事件発生数十分後には話題になっていた(笑)



ヲタを敵にしてはだめよ!

下手に不良相手するより、やっかい…

逆に言えば
頼りにもなる!!!



ヲタ芸も

合いの手(mix)も

そこで学んだ。



日々の鍛錬の成果もあり、

アイドルの事なら(一部)
1の質問に10答える知識を身に付けた。



そして、
一年が経ち

店でも「ヲタク=俺!!」

で通るようになってきた。
修行している人の給料は
かなり少ない。



そんな中、
臨時収入なるものがある。




このお店
年末年始恒例行事…
 








「その場で現金!じゃんけん大会!!」



である!!



年末の忘年会…

そして

年始の新年会…。


師走と

お節で

疲れ切っている社員への労いだと
若旦那は言っている。







だが、
全員ではない…







賞金を手に入れられるのは




「じゃんけん」で

勝った者のみ…









毎年、

この年二回行われる

賞金稼ぎに…






先輩後輩もない!!




修行期間中の僕の成績は…

一勝のみ…。



でも、

嬉しいよね。

やっぱり

世の中


「金」よ



「金」



!(笑)
同期Kは
本気で反省する。

だが、
身体がついてこないのだろう…

二十代で
おじいちゃんかよ…





それから数ヶ月後

またもやKが朝厨房に現れなかった。




昨日も夜遅くだが
間違いなく
ベットに入ったのを確認している。





だが
ベットにも居ない。



同期で

「またか…」

と言いながら

今回も掘りごたつで寝ているのだろう…
と思いながら



探した。







居ない…






掘りごたつにも

床の間にも 

地袋にも

天袋にも…   





………………………………………………………………………………………




「緊急事態!!緊急事態!!」





同期全員に

臨戦態勢がしかれた!!!




まずは

通信班っ!!!


電話をかけろッ!

そこで
解決すればいいのだが……
 


やはり
出ない!



通信班は
引き続き
電話を試みる。



つぎは

作戦実行班っ!!


近場のコンビニ!  

カフェ!

ネカフェ!

行きそうな所を探せッ!!




次は

衛生兵!!

もしも
先輩来たときのために


Kそっくりの行動の練習と

あたかも居る形跡を作れッ!




そして俺、、、


先輩が来たときの
話を逸らす
最終兵器……
交渉班!!!



まぁ
つまり
殴られ担当…………






同期全員に発令された

緊急事態に

各々が対応する。





プルルルッ!







通信班の電話が鳴った!!!




Kからだ!!!





殴られ担当の俺…
「俺に変われ!!」


殴られたく無いから必死になる。




俺「Kぇーーー!!今どこにおるだぁーー!!??」




K「…………」


「……銀座のマック……」



…………………………………………………………………………



いちいち
言う内容が
銀座…とか
お金持ち雰囲気満載でムカつくよ!!




まぁいい!


俺「とにかく早く戻って……」





ズリッ……



ズリッ……


ズリッ……

ズリッ……
ズリッ……







ベッ……  


ベジータッ!!!!!





ここにきて

ベジータK先輩が現れた!


マズい、、、


作戦衛生兵!!

Kになりきり作戦実行!




白衣姿で皆、
短髪のため
フラフラ動いていれば、
普通は分からない……ニヤリ♪(´ε` )


通信班も一緒に
白衣姿撹乱作戦に参戦!!


あとは
Kが白衣に着替えてあたかも
いたかのようにするのみ……





K「あぁー……Kぇーーー」



同期全員「!!??」



マズい!!

まさかの
Kの本指名での入店!!


焦る…


だが、
ここは落ち着け俺!!


殴られ担当はダテではない!


俺「…ベジータ先輩…
今Kは市場に出て行っています。」


ベジータ「あぁなら帰ってきたら俺の所に来るように言ってくれ!」


皆「はい!!」



……………………………………………………………………………



十分後、


通信班から
Kの到着合図が出た!!





ダッダッダッダッダッ!!!



Kが走ってやってきた。



やってきて早々に突然
Kが思いも寄らない一言を…

K「遅れてスミマセン!!!」


…………………………
バカかぁ……



なに遅刻感満載で厨房来てるんだよ…


いや……

まだいける!!!


とっさにベジータに話しかける交渉班の俺
「あっ!さっき電話でベジータ先輩が待ってるって言ったんで…
慌てて帰ってきたんですよーー(笑)」



ベジータ「…あぁ…そう…」

あまり
気にしていない様子だ!!



どうにか
今回は無事終わった…













 


かと思われた……





Kがベジータに近寄る……



ベジータの顔色が一気に変わった……

K「何の用件でしょ………」
ベジータ「おいっ!」


ベジータがKの話を突然遮った!





ベジータ「お前…何で…ズボンが迷彩柄で、
厨房シューズじゃなくて、皮ブーツ何だよッ?!」






現れた瞬間は
厨房のテーブルで気付かなかったが…


上半身しか
着替えてない状態で厨房に来たのだ。



もう、
何もフォローする気になれない…


それ
以前に

もう
ベジータの腕が…

俺の顔面に向けて
振り上げられている…

時がゆっくりに感じた…




「バッコーーーーーーン!」



嘘は大概バレます。

自分自身が頑張っても
神は許してくれません。




最後にベジータがKに聞いていた……

「あのマックの新作どうだった?!」



「えッ?!」




K「美味しかったです。思っていた以上に、ピリ辛でしたけど…
旨みは確かに有ります!!」




Kはベジータの指示により
夜中にマックへ行っていたらしい…





その日以降…

無駄に同期をかばうを止めました。


殴られるときは
何をやっても殴られるのだ…。