「※高校時代…強敵編のつづきです!!」


「…お前らカッコいいな…」

皆、そんな心にも無いこといきなり言ってくれるな!とばかりに、
声の方見る。


すると
声の先には
普段僕らを病院送りにする
鬼軍曹の監督だった。


この監督は試合中に決して誉めない。
なのに、こんな一セット目をボコボコにやられて
まさか「カッコいい…」なんて
言われるとは誰も想像していなかった。


監督は続けて
「お前らは自分達の実力以上の力を発揮して、ここまで勝って来れた。」

「ここで戦っているだけでも凄い事だ。初めての公式戦で地区大会一回戦敗退…そしてたった一年で、300校のトップまで見えてきたんだ……雑草魂みせてやれ!」


ふと監督の顔を見ると
監督の目に涙が溢れてきているのが分かった…
そして最後に監督が言った……

「…今を楽しめ!」


チームメイト全員
「ハイッ!!!!」



監督に怒られるかもしれないという、
変な緊張も無くなり
2セット目が始まった。


10点まではお互いシーソーゲーム。

なかなか、点差をつける事ができない…

ここで負けたら
もう試合終了だ…


また変なん緊張が出始めた。


監督からリベロを使って伝令がコート内へ伝えられる。
リベロ「監督が…この試合勝ったら、ご褒美やる!何か考えておけだって!」



……………………………………………………


レギュラー陣が円陣で
各々欲しいもを叫んだ…

「焼き肉!」
「しゃぶしゃぶ!」
「休み!」
「バイク!」
「彼女!!」
…………


試合中のコート内で言いたい放題のチームメイト。



食事はまだ良いとして、

バイクとか高すぎだろ!

それ以上に
「彼女」ってなんだよ?!(;゚д゚)


自然と笑いが起こった(笑)


そして、
それに合わせたかのように
ピンチサーバーを投入!


サーバーはこの一球しかない!

外せば終わり、
より点差がつけられる。

かと言って、
ただ入れていくサーブでは直ぐに攻撃されてしまう。


緊張のサーブ…




無回転のサーブが大きく変化して、
相手コートの中に落ちた………



ノータッチエース!!!!


選手全員「…うぉーーーーー!!!!」


レギュラー陣は
さっきの「ご褒美作戦」と
ダブルでテンションが上がっている。



ここからはもう止まらない…
サーブの連続得点で
一気に5点差…。


そして、あれよあれよと
マッチポイント…


※高校時代…完結編へつづく。