嘘です。
そういえばクリスマスじゃないですかーやだー。
まあ、そうですよね。
今年も、紛うことなく、365日周期できっちりと、来るよね、クリスマス。
ちょっと道が混んでてー、つって元旦までずれ込んだりしないもんかね。
まあ、だからなんだって話ですよね。
僕だって、クリスマスだから心浮かれているなんてそんなこと!
あるわけじゃないじゃないですか。ええ無論ですとも。
お友達のみやびくんだって
「あ、今日大安なんだ。ってレベルだから」
って言ってのけましたからね、彼には一切の心の揺らぎがない。
泰然自若とし過ぎてて、もう解脱するまであるレベル。
あいつ死後に涅槃仏となってタイとかに移住してんじゃないの。
大仏の種類として、立ってるやつと座ってるやつと寝てるやつで、寝転んでる涅槃仏が一番凄いというか、徳が高いみたいな扱いらしいですね。よく知らんけど。
常日頃からゴロゴロしてる一点のみで見れば、もうほぼ俺たちが神みたいなもんですよね。
手の届く範囲にせんべいとリモコンさえあれば、もうそれが黄金比とも呼べる完成系。
尻をぼりぼりと掻きむしるタイミングで、大仏にして京都に建造してくんないかな。
罰当たりが過ぎる。
いつもこうして、親の仇よろしくクリスマスを蛇蝎のようにこき下ろしますけど
逆にあれだな。
世に言うところのリア充さんとやらは、どんなクリスマスを過ごしてんだろう。
いやこれっぽちも憧れとかないよ?
羨望の眼差しとかないよ?
全然嫉妬とかしないよ?
でもほら、あれじゃん?
あれじゃないですか?
ね?あれがあれじゃないですか?
どれだよ。
ほぼ涅槃仏たりえる私に、知らないことがあるってのはほら。
ちょっと具合が悪いっていうか、体裁が悪いっていうか、気になって仕方がないっていうか?
勿論、全く見たことも聞いたことも参加したこともないので、想像にはなるんですが、多分ね。
多分リア充クリスマスはパーティとかしてると思う。
ドンキとかで、サンタのコスチュームとか買いこんできて、マンションの一室とかに集まって鍋とか囲んでるんだと思う。
なんの鍋でしょうね。たぶんすっぽん鍋とかじゃないかなぁ。
理由はまあ、皆まで言わずとも承知のことでしょう。
それぞれ皆で食材を持ち寄って、鍋パーティーだー、なんつって盛り上がるわけです。
当然リア充ですから、男女入り混じってのパーティーなわけで、ここで料理自慢な女性陣がここぞとばかりにエプロンとか付けちゃうわけです。
そのエプロン姿を見て、男性がいつになくそわそわし始めるわけです。
もうこの時点からプレイ始まってるからね。
広義的に見れば、食材持ち寄った時点でクリスマスプレイ始まってるから。
エプロン付けた時点で追加料金発生してるから。オプションだから。
くっそ罪深い、マジで贖罪してくんないかな。
おそらく奴ら、ゴールから逆算して、最適な時間で鍋が終わるように綿密な計算をしているんだと思う。
それぞれ食材を切り揃えて、鍋の準備が出来た段階で時間は7時ちょっと過ぎってところかな。
ここで一人が待ってましたー、と声を張るわけです。
そうです、ビールの登場ですね。
お酒入ると、人は自制心消し飛ぶから。
クリスマスという非日常感が背中を押して、普段なら飛べないようなハードル軽々と超えていくから。
お酒が入ることで、俄然場の空気は盛り上がりを見せますよね。
お調子者のやつが、突拍子もないような食材を鍋に入れて一盛り上がり。
テレビのクリスマス特番に出てる芸能人の物まねをして一盛り上がり。
酔いが回ってきたことを良いことに、セクハラ紛いのボディタッチで一盛り上がり。
時計の短針が9時を超え始めた頃合いで、パーティーはピークを迎えるわけです。
そこそこ腹も膨れたところで、鍋の火を止めて、予め準備しておいたサンタのコスチュームとかに着替えるわけです。
「じゃーん!どう?」
とか言って、自信あり気に腰に手を当てる女性陣に対して、下からなぶるような視線を男性陣が向けるわけです。
この段階で、もう酔いも大分回っているでしょうから、羞恥心とか自制心とかそういう類のものも、大分薄れてきているわけです。
その後もやんややんやと、大盛り上がりすることでしょうが、白熱した空気感は長続きしないもので。
徐々にテンションも落ち着いてきて、大声で騒ぎ立てるといったこともなくなり、各々ちびりちびりとお酒を舐めつつ、虚ろな視線でテレビを見ているような時間帯がやってくることでしょう、この時の時刻は11時を回って、もうすぐ日付が変わるような頃合いでしょう。
この後の展開は言うまでもないですよね。
ふと誰かが呟くように
「この時間じゃあもう終電なくなっちゃったなぁ」
なんて白々しく口にするわけです。どうせ誰も電車で帰ろうなんて、鼻から思っちゃいなかったくせに。
その発言に呼応するようにして
「じゃあ今日は泊っていくかー」
なんて示し合わせたかのようなセリフが続いて、場の空気もまあ仕方ないよねーみたいな感じになるわけです。
ここまで来たらもうほぼ勝ったみたいなもんですよね。
あと一手でもう投了じゃんみたいな、日本史で言えばサンフランシスコ平和条約が結ばれて、高度経済成長とかあの辺の話になってくる段階。もうすぐゴールね。
パーティーも終盤に差し掛かって、鍋の片づけをするために立ち上がった一人が、ふとカーテンを開くと一面雪化粧を纏った町の景色。
未だ降りやまない雪を見て、ニヤリとほくそ笑んだ彼は
「おい見ろよこれ!ホワイトクリスマスだぜ!」
と、窓の方へと手招きし、次々と窓枠に吸い込まれるようにして、男女全員が集まるわけです。
こういう憎い演出が彼ら彼女らの、思考回路をさらに麻痺させるんでしょうね。
ホワイトクリスマスってなんだよ、ただの雪降る夜じゃねえか、だなんて誰も思わないわけです。ロマンチックという単語に脳内が汚染されているんでしょうね。知らんけど。
「わー、奇麗だねー」
なんて女性陣の言葉を聞くや否や、最後のキメのセリフに入ることでしょう。
いや、どういうキメ台詞なのか知らんけど
「この夜景より君の方が奇麗だよ」とか言うんじゃないの?
こんなこと本当に現実で言うやつなんているのかしら。
俺が女だったら、若干引くまであるぞおい。
まあその後はなんやかんやでにゃんやかんやでしょうね。
明言は避けるが、結果だけ言うとインサートすることになる。
思いっきり明言してんじゃねえか。
ああ、憎らしい。
あ、憎らしいって言ってしまった。
本心を口に出してしまった。口に出るほどに憎らしいということですね。
いいなぁ……。
ええなぁ……。
うらやましいなぁ……。
なんか、こういう、クリスマスが、俺の知らないどこかで執り行われているんだろうなぁ……いやほんと適当な想像で誰に聞いたわけでもないけども。なんなら本当に執り行われてる現実があるのかどうか、疑わしいまである。
どなたか、こういった体験をなされた方がおられましたらご一報下さい。
あの、詳しく、聞かせてください。
聞きたくないはずなのに、その反面聞いてみたい気持ちも抑えられない。
好奇心は猫をも殺す、ってこういう使い方であってますか?
ホント私は、何の成長もしていないんだなぁ、というところを
2015年のクリスマス記事と2014年のクリスマス記事さらに、2013年のクリスマス記事から、確認していただければと思います。
いやマジで、ホント毎年同じような事かいてっからコイツ。
それではよいクリスマスを。
ライオンでした。


