前回のブログで、手書きの履歴書についての話をしました。
履歴書については、年齢の割に職歴が多すぎるのは気になるともおっしゃってました。
面接のときに志望動機を聞くと、ほとんどの人が「◯◯が好きだから。」って言うんだよね~って笑ってました。
ああなるほど、それ言いそう!って私も思いました。
この志望理由は、もうお腹いっぱいだそうです
私は、ぜんぜん、まったく違うことを言った気がします。
実は、なんて言ったかぜんぜん覚えていません。
私、いつもアドリブです。
練習したり、イメトレすると、逆にうまく行かないんですよね
会議のプレゼンも、だいたいぶっつけ本番でしたもんね。
そうは言っても、全くノープランではないですよ。
自分の気持ちとか、考えとか、思ってることが常に頭の中にあるので、それをただ言葉にして口に出しているだけです。
このブログに書いていることも同じですね。
今まさに頭の中にあることを、そのまま言葉にして書いているだけ!
ってな感じです。
さて、前回のつづきです。
子持ちのママさんスタッフは、早番のシフトに固定されています。
そうなると、シフトのバランスが偏ったり、ほかのスタッフのシフトも同じように固定されたり、そういう状況になります。
子持ちのスタッフが入ってくる前からいるスタッフは、これまでとは違う勤務体系に不満を感じるかもしれません。
変化に柔軟なスタッフは、すんなり受け入れてくれるかもしれません。
いろんなスタッフがいます。
表向きは「協力します」って笑顔を見せても、お腹のなかでは「最悪~っ」て思ってるかも。
できるだけ全員がハッピーになれるようにと考えますが、最後はもう、お願いするしかないんですよね結局。
私は、部下に自分の話をたくさんしました。
うれしかったこと、悲しかったこと、大変だったこと、つらかったこと。
子供がいないスタッフは、子供がいるスタッフがどう大変なのか、どう思ってるのか分からないと思うんです。
だから、たくさん話をしました。
今はいなくても、いずれ子持ちになった時に、今頑張ってるママスタッフが協力してくれるから。
今は、彼女に協力してあげようね、って。
ママスタッフに対して、厳しいことを言うこともあります。
みんなに協力してもらいたいなら、協力してもらえるように努力も必要だよって。
自分ができることは精いっぱいやること。
自分が協力できるときは最大限協力すること。
おたがいさま、おかげさま、ごめんなさい、ありがとう
そういう気持ちになれると、少しは、スムーズに行くのかなって。
でもね、中にはすんごい手ごわい子もいます。
「私は結婚するつもりもないし、子供も要らないし、自分がママになって手伝ってもらうっていう機会はないので。
協力はしますが、協力してもらうことは今後もないかと思います。」(キッパリ)
子供だけじゃないでしょうよ。
親が病気になることもあるし、自分が病気になることもある。
損得勘定が強いというか、ギブ&テイクが正しく成立しないと許せないタイプの子は、なかなか理解してくれません。
でも、そんなこと言ってたこの子も、以前手術が必要な病気で、入院&療養含めて1ヶ月ほどお休みした時期があるんです。
そのとき、みんなでカバーしたこと忘れちゃった?
できるときに、できる人が、できることをしてあげないとですよね。
そして、できなかった人を助けてくれた人、協力してくれた人に対しては、上司として適正に評価してあげないといけないと思うし、常に感謝の気持ちを伝えてあげないといけないと思う。
新しい会社でも、こういう文化はきちんと作っていきたいなって思います。
私は無力だし、会社を変えるとか、システムを変えるとか、全員が納得するカタチに全てを変えるとか、そんなことはできません。
ただできることは、自分の話をする、スタッフの話を聞く、相手に寄り添う、それくらいです。
コミュニケーションをとることで、お互いの気持ちや考えを少しずつ共有する。
いろいろと胸の内を吐き出すだけで、なんとなくスッキリ&納得するでしょう?
あれ?そんなことない?私だけかしら
まぁ、そんな感じで今まではやってきました。
スタッフのみんながどう思ってたかは分からないけど。
社内の中では、離職率が低い部署でしたよ
~つづく~