仕事と子育て③ | もうひと花咲かせます

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『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

前回のブログで、手書きの履歴書についての話をしました。

履歴書については、年齢の割に職歴が多すぎるのは気になるともおっしゃってました。

面接のときに志望動機を聞くと、ほとんどの人が「◯◯が好きだから。」って言うんだよね~って笑ってました。

ああなるほど、それ言いそう!って私も思いました。

この志望理由は、もうお腹いっぱいだそうです笑

 

私は、ぜんぜん、まったく違うことを言った気がします。

実は、なんて言ったかぜんぜん覚えていません。

私、いつもアドリブです。

練習したり、イメトレすると、逆にうまく行かないんですよねあせる

会議のプレゼンも、だいたいぶっつけ本番でしたもんね。

 

そうは言っても、全くノープランではないですよ。

自分の気持ちとか、考えとか、思ってることが常に頭の中にあるので、それをただ言葉にして口に出しているだけです。

このブログに書いていることも同じですね。

今まさに頭の中にあることを、そのまま言葉にして書いているだけ!

ってな感じです。

 

さて、前回のつづきです。

子持ちのママさんスタッフは、早番のシフトに固定されています。

そうなると、シフトのバランスが偏ったり、ほかのスタッフのシフトも同じように固定されたり、そういう状況になります。

子持ちのスタッフが入ってくる前からいるスタッフは、これまでとは違う勤務体系に不満を感じるかもしれません。

変化に柔軟なスタッフは、すんなり受け入れてくれるかもしれません。

 

いろんなスタッフがいます。

表向きは「協力しますビックリマーク」って笑顔を見せても、お腹のなかでは「最悪~っダウン」て思ってるかも。

できるだけ全員がハッピーになれるようにと考えますが、最後はもう、お願いするしかないんですよね結局。

 

私は、部下に自分の話をたくさんしました。

うれしかったこと、悲しかったこと、大変だったこと、つらかったこと。

子供がいないスタッフは、子供がいるスタッフがどう大変なのか、どう思ってるのか分からないと思うんです。

だから、たくさん話をしました。

 

今はいなくても、いずれ子持ちになった時に、今頑張ってるママスタッフが協力してくれるから。

今は、彼女に協力してあげようね、って。

 

ママスタッフに対して、厳しいことを言うこともあります。

みんなに協力してもらいたいなら、協力してもらえるように努力も必要だよって。

自分ができることは精いっぱいやること。

自分が協力できるときは最大限協力すること。

 

おたがいさま、おかげさま、ごめんなさい、ありがとう

 

そういう気持ちになれると、少しは、スムーズに行くのかなって。

でもね、中にはすんごい手ごわい子もいます。

「私は結婚するつもりもないし、子供も要らないし、自分がママになって手伝ってもらうっていう機会はないので。

協力はしますが、協力してもらうことは今後もないかと思います。」(キッパリ)

 

子供だけじゃないでしょうよ。

親が病気になることもあるし、自分が病気になることもある。

 

損得勘定が強いというか、ギブ&テイクが正しく成立しないと許せないタイプの子は、なかなか理解してくれません。

でも、そんなこと言ってたこの子も、以前手術が必要な病気で、入院&療養含めて1ヶ月ほどお休みした時期があるんです。

そのとき、みんなでカバーしたこと忘れちゃった?

 

できるときに、できる人が、できることをしてあげないとですよね。

 

そして、できなかった人を助けてくれた人、協力してくれた人に対しては、上司として適正に評価してあげないといけないと思うし、常に感謝の気持ちを伝えてあげないといけないと思う。

新しい会社でも、こういう文化はきちんと作っていきたいなって思います。

 

私は無力だし、会社を変えるとか、システムを変えるとか、全員が納得するカタチに全てを変えるとか、そんなことはできません。

ただできることは、自分の話をする、スタッフの話を聞く、相手に寄り添う、それくらいです。

コミュニケーションをとることで、お互いの気持ちや考えを少しずつ共有する。

いろいろと胸の内を吐き出すだけで、なんとなくスッキリ&納得するでしょう?

あれ?そんなことない?私だけかしら笑

 

まぁ、そんな感じで今まではやってきました。

スタッフのみんながどう思ってたかは分からないけど。

社内の中では、離職率が低い部署でしたよチョキ

 

 

~つづく~