お父さん | もうひと花咲かせます

もうひと花咲かせます

『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

今日は、私の父の命日です。

次の日曜日、十三回忌の法事をします。



父が生きてたいたらなぁ・・・

って、この12年の間に、何度思ったか分かりません。



吾郎を会わせてあげたかった・・・って、それをいつも思います。

吾郎も会いたかったって、よく言っています。



父は、十二指腸癌で亡くなりました。

病気が分かった時は、すでに手遅れの状態で。

半年後に他界しました。

53歳でした。



父が亡くなってから、いろんなことがありました。

私は、結婚もしたし、出産もしたし、離婚もしました。



お父さん・・・

お父さん・・・



今どんな気持ちで、私のこと見てるんやろう・・・



怒ってるやろうか。

笑ってるやろうか。



怒ったり笑ったりしながら、見守ってくれてるんかな。



今日は、私、朝からものすごく体調が悪くて。

肩に何か乗っかってる?って感じるくらい、肩から背中にかけてすごく重くて。

首から頭のてっぺんまでが、すごく痛くて。

頓服の頭痛薬を、2度も飲んでしまいました。



霊とか、そういうものを特に信じてるわけじゃないんだけど。

今日はなんだか、父からのメッセージなのかな・・・って思ったりして。

私、最近、良い子じゃなかったかなぁ・・・とか。

母に何かあったのかなぁ・・・とか。

色んなことを考えちゃいました。



だからと言うわけじゃないんだけど。

今日は、なんだかとても、父が恋しいです。



お父さん・・・

お父さん・・・



今何してるのかな。

幸せなのかな。



私は元気でやっています。

吾郎も、お母さんも。

みんな元気だよ。



今日は行けなかったけど。

今度お墓参りに行きますね。

待っててくださいね。



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